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ことはさかのぼって30数年前、小学生だった頃のお話。
近所にゴミの集積所がありました。定期的にそこへのぞきに行っては、真空管式のテレビやラジオを拾ってきては分解している少年がいました。真空管、トランジスタ、ダイオード、コンデンサ、バリオード、スピーカー、コード類、などなど、およそ使える部品は、型番ごとに整理されました。少年は、ラジオの製作と初歩のラジオの愛読者でもありました。ある日、一つのラジオ回路図を手がかりにして、半田ごてと半田を持って、部品をつなぎ合わせました。回路に電流を流すと、NHKのニュースが聞こえたのです。それから、部品をつないで、いろんなものを作りました。「電子部品をつなぐといろんなものができる。」
以後、ゴミ捨て場は、少年の宝の場所となりました。
小学生の時には、こんなことばかりやっていました。その、技術が今コンピュータに生かされています。落下して液晶盤が壊れたコンピュータやマザーボードの交換など、これまで修理したコンピュータは10台以上あると思います。
昨日もある職員に、ノートパソコンの修理を頼まれました。ハードディスクの故障が原因でしたが、部品代代5250円で直りました。メーカーでは、54000円かかると見積もりがでていました。(今なら1台買えちゃいますね。)つまらない自分の趣味が人の役に立てることは、この上ない喜びです。
機械いじりは、幼少の生活スタイルが染みついた私の趣味の一つです。
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