最近は自衛隊広報班長のカズレーザーのおかげで自衛隊の最新兵器の映像に触れる機会が妙に多いんだけど、今日は災害が起きれば危険な場所に人命救助に行き、収まれば寒かろうが暑かろうが復旧工事に行き、雪が積もれば雪かきに行き、感染症が流行れば看護師の手伝いにも行くウルトラスーパー何でも屋・自衛隊が限界ギリギリのところで本領を発揮するSF大作「空母いぶき」をスマホで観てちょっと感動したのでひとこと。
この映画も面白かったんだけど、例によってマンガが原作…と思ったらちょっと違って、この作品は惠谷治というジャーナリストの監修・協力(なんと作者・かわぐちかいじの幼なじみで同級生らしい)が入ってるので、よりリアルで現実味のあるものになってるのかな?
で、この映画に“SF大作”という言葉を使ったのは、いかにも現代の社会情勢、自国第一主義だったりスーパーコンピュータによる高度なAI解析が可能だったり、ほとんど人間制御の域を超えたコンピュータ戦を超えた中で、いかにもあり得てあり得ない事態を描いてる、本田翼が乗っている空母の隣で護衛艦が爆撃を受けたり本田翼の目の前で自衛隊員が射殺されたり、その射殺した敵国兵士の模様が全世界に中継されたり…。
別に軍事マニアではないので細かい“トンデモ”に揚げ足取りすることもなく、ケッコーな緊迫感でいろいろ考えながら楽しく観れました。
ちなみに「いぶき」ってのは実在する「いずも」というヘリコプター搭載型護衛艦がモデルなんだろうけど、このSF大作を観たおかげですっかり現実と映画がごっちゃになって、あたかもジェット戦闘搭載の護衛艦が存在するような錯覚に陥ってしまった(ちゃんちゃん)。
![]() | 空母いぶき 監督:若松節朗 出演:西島秀俊, 佐々木蔵之介, 本田翼 ジャンル:ドラマ |