退院しても特定疾患の登録や検査で区役所行ったり済生会行ったり日赤行ったりと、非透析日はこのところ動き回ってばかり。
移動はもっぱらタクシーで、幸いなことに障碍者なので福岡市福祉乗車券タクシー助成券(助成額500円)というのが先日送られてきた。さっそく活用してるけど、タクシーアプリで助成額の不足分を払うことも可能なので使いではある。
それでもこのクソ暑いなか天神を歩いていると、福岡市は「ユニバーサルシティ化が徹底されてない」ことを痛感する(されてない訳じゃない。徹底されてないだけ)。 まず、歩道が平らじゃない。以前、人工関節の手術後に車椅子で外出したら、市役所前の歩道が極端に傾いてて、車椅子がもっていかれないよう奮闘した記憶がある。杖歩行の今でも傾いた歩道はふんばらないと歩けなくて、ヘトヘトになる。
そして、街なかにはエレベーターがなかなかない。天神地下街に行くのですらエレベーターを探してさまよわなきゃならんし、先日の還暦同窓会の会場は新天町の寿司屋の2階で階段しかない上に、手すりが階段全体をカバーしてない(ウチのマンションもそうだけど)。 薬院のドラッグストアに行ったときは、複合商業ビルの2階にあって、昇りはエスカレーターがあるけど、降りは階段で、エレベーターを探すとビルのいちばん奥。手前のレジからエレベーターまで行くのもヘトヘトになって、帰りに1階のスーパーで買い物したかったんだけど、あきらめてタクシーで帰ってきた。
まあ、あるだけマシとは思うけど、予算の関係などで何でもはできんのだろう。でも、健常者が考えるより障碍者は苦労している、という事実を関係者は頭に入れておいていただきたい。