まだまだ暑さは続きそうだけど、朝は野鳥のさえずりが響くようになって、セミの声も小さくなり、夕方のツクツクボウシがメインになってきた。
ところで今さらながら不思議なのがツクツクボウシの鳴き方。
「気になる旬の情報局」では、イントロ部分(ジワジワ…オーシッ、ツクツクの部分)/メロディ部分(オーシッ、ツクツクのリフレイン。徐々に早くなっていく)/サビ(ウィーヨー、ウィーヨー、ウィーヨー、ジ~…のエンディング)の3部構成でできてるという。まさに邦楽の“序破急”の構成ではないか!
と言うか、邦楽の構成が自然界のツクツクボウシの鳴き方から発想を得たのではないかという見方もできる。
日本人は西洋人とは違って虫の鳴き声を「声」として認識できる数少ない人種だそうで、それは言語をつかさどる左脳で虫の声を聞いてるからなのだとか。
ほんとうは人種ではなく母国語を日本語で学んだかどうからしいけど、小難しい話はともかく、四季の自然に生きる日本人だからこそ、という感性は大切にしたい。
参照:Japaaan