3月26日、土曜日。
もう4月の声もそこまでというのに・・・・・朝、リビングのカ-テンを開けると、どんよりとした空から、北風に乗って雪が降りしきり、まるで冬景色です。
寒い、そんな土曜日の一日、新しい道をめざして進まれる方お二人、関係の方、その他を含め5人を、ミニ茶事にお招きしました。
本当は、炭手前(初炭、後炭)千鳥の杯もあるのですが、今回は省略です。
茶事は、イギリス時代に何回かお稽古をしたのですが、その時は、亭主役を除き、水屋のメンバ-も2人ほどいたのですが、この度は、私たった一人。
前日より、準備できるお料理は、用意していたので、当日はそんなに・・・・と正直、少しゆとりがあったのですが。。。。。もう大変!!
記録にと思い、デジカメも用意していたのですが、そんな事もすっかり忘れ、ゆとりも無く、11時半スタ-トから、4時近くまで、もうてんてこ舞い状態でした。
(献立) 汁:生麩、花わさびの花
向付け:アボカド豆乳よせ、イクラ添え
煮物椀:海老シンジョウ、菜の花&梅生麩添え
焼物:マスの味噌幽あん焼き、木の芽添え
進肴(しいざかな):花わさびの白和え
小吸物:松の実、針しょうが
八寸:たらのめ、ホタルイカのオリ-ブ炒め、バジル添え
香物:たくあん、菜の花漬け
濃茶:祝いの白、薄茶:関の白
主菓子:桜麩まんじゅう(麩藤)
干菓子:はるの色(亀屋良永)
以上、本を参考にしたり、独自のアイデアを入れたり・・・での献立です。
色彩的にも、気を配ったのですが、なに分、写真が一枚も無く、想像していただき難いのが
残念です。
茶事も終盤になると、もう疲れは極限状態で、濃茶席では、舞い上がるし、結果、やはり一人で、5人のお客をもてなすのは、大変だぁ~~~と言うのが実感でした。
まあ、一人で全てを・・・と言う茶事もやってみて、いかに大変かが解ったので、その意味では経験してよかったと思います。
次回チャンスがあれば、立礼式のミニ茶事もいいかなぁ~と思います。
座ったり立ったりの負担も軽いし、もう少し亭主、客、お互いにリラックスして一時を楽しむ事が出来る様な気がします。
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