S.E裏千家茶道教室 お茶のひと時

つれづれなるままにパソコンに向かいて
心にうつりゆく茶道教室の話題を書きつくれば。。。。

利休さんの忌日

2011-03-28 18:56:03 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

利休さんの忌日(命日)の3月28日、一人茶事の疲れもすっかり取れ、大徳寺、聚光院の利休さんのお墓に、お参りしてきました。

この度は、宮休庵が法要を営んでおられ、お墓にも、読経の声が響いておりました。

聚光院で、何度かお茶を頂いた事があるので、この度は遠慮し、塔頭の一つ、「瑞峰院」のお席に寄せてもらいました。

表千家の方のお席で、美味しいお茶とお菓子を頂きました。

他のお席に寄せてもらった時も、思ったのですが、東北は大変な時期。

受付では、お供えを渡すのですが、このお金、震災者の方々に差し上げて欲しいです。

お茶を頂くことで、お役に立つなら、頂きがいがあると思うのですが・・・・。

(室町時代の、キリシタン大名、”大友宗麟”創建のお寺)

塔頭の一つ、織田信長のお墓のある、「総見院」にも、お釜がかかるのですが、この度は、閉っており残念でした。

私はあまり、歴史は得意ではないのですが・・・・

この度のNHKの大河ドラマ、”江”にハマっておりまして。。。。。。信長、秀吉時代に関わりのあった、「総見院」に行ってみたかったのです。

大河ドラマをご覧になっている方は多いと思いますが・・・・前回は、柴田勝家と消えてゆく市と、三人の娘達との別れの切ないシ-ンでした。

その前の回、”江”が、出陣していく、柴田勝家を見送るシ-ンも涙、涙、又涙で、切なく悲しかったのですが、市との別れのシ-ンは、もうそれ以上にボロボロでした。

娘を思う親心、それでも娘と別れていかなくてはならない・・・・私も娘を持つ母親、市の心境がヅドンと胸を打ちまして。。。。

戦国時代を生き抜く女の強さ、母の強さを、鈴木保奈美さん、適役で、まるで、市が乗り移った様で、すごみさえ感じます。

それにしても、田淵さんの脚本はいい。

胸に打つ言葉が端々にちりばめられていて。。。。

柴田勝家に打ち勝ち、頂上を目指す秀吉は、信長の眠る、「総見院」で、古渓宗陳を招き、そして、利休も同席で、信長を偲んで、一席設けたといわれています。

2畳の待庵を作り、秀吉が黄金の茶室で、正親町天皇に献茶をした折には後見人、それから、秀吉との関係は続くのですが、70歳の時、秀吉の命令で切腹。

歴史の流れに生きている現在の私達、400年前の出来事も、ものすごく遠く感じたり、たった400年前と・・・と思ったりです。

毎月28日は、月命日で、聚光院をはじめ、大徳寺の塔頭では、月釜がかかります。

又折をみて、寄せてもらおうと思います。

 


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