まだ肌寒い2月24日(金)久しぶりに稽古茶事開催。
今回は立礼での茶事。
持っている和親棚で出来ないかと、立礼茶事の本を参考に、あれやこれやと考え、家具を動かし、シュミレ-ションをする。
切合せ唐銅風炉ではなく、瓶かけがふさわしい気がしたので、今回に供え、オ-クションで唐銅の風炉を落札する。
今回のテ-マは「春を待つ」
11:45分、皆が揃った所で、甘酒を勧める。
マンション住まい故、何時もながら腰掛待合はバルコニ-。
席入りし、客はソファにかけてもらう。
立礼茶事は四季を問わないとのことだけど、点前は風炉に順じ、茶事は炉に沿ってする。
席入りの後は炭手前。
落札の瓶かけは、五徳が丁度入り、炭点前もOKで嬉しいこと~。
今回は客は3人、水屋&半東は私一人で大忙し。
炭手前の後は、一汁一采の懐石よりスタ-ト。
向付けは貝の酢味噌和え&グリンピ-ス豆腐のいくら乗せ。
煮物碗は、エビしんじょう+菜の花+梅の形の生麩。手前味噌ですが、美味しかったです。
焼き物は酢鴨。もう少し薄くスライスした方が良かったかなぁ~。
久しぶりの水屋の仕事、てんてこ舞いで気が付いたお料理のみシャタ-を押す。
ややこしい、千鳥もなんとかで、最後の湯づけも終わり、主菓子です。
準備したのは、「鶯餅」。
事前に食したけれど、柔らかく美味しかったです。
中立ちが済み、続き薄茶の点前でお茶を楽しんでもらう。
干菓子は、亀屋良永の”芽吹く”&塩芳軒の”梅鶴”。(急いで撮ったので、お菓子の位置がおかしい)
私も亭主も御自服してもらい、いよいよお開きです。
皆と話し合い、次回は同じく立礼で、お料理は参加者が分担にして頂く事で了承してもらう。
独りで献立を考え、準備し、一人で水屋を担当するのは、やはり体力的に限度がある。
後日は予感通りダウンし、復帰に2,3日かかった。
皆の理解が得られたので、次回からはもう少し楽しみの方が増すと期待する。
試行錯誤の立礼茶事に参加のみなさん有難う。
皆さんのおかげで、無事終了することができました。
今回ご都合の悪かったみなさん、食事のマナ-も勉強できる、稽古茶事に是非一度参加してみてください。
次回は4月末、又は5月末の予定です。
お点前をされたK様・お仲間の皆様 ありがとうございました。
先生 やはりかなりお疲れになられたのですね。
いつもいろいろ考えてお稽古をしてくださり本当にありがとうございます。