本日、2月3日は節分です。
まだ子供たちが小さい頃は、誰かを鬼に見立て”鬼は外、福は内”・・・・何て、楽しげに豆をまいていた気がする。
そんな賑わいはいつから無くなったのでしょう。
あれから40年の生活では、そんなウキウキ感もとっくにどこかへ飛んで行ってしまった。(^_^;)
本によると、昔疫病がはやり、この疫鬼を退治するため、中国の故事にならい始まった儀式らしい。
それが、宮中の恒例になり、鎌倉時代までは、12月晦日におこない、近世に再び復活し、節分の日に行うことになったとか。
明日は立春、この節分が終わるといよいよ春になる。
今週のお茶席のお菓子です。
銘は:「青鬼」。
大和芋を入れた練りきりをきんとん仕立てにし、真ん中の黄色のとんがりは鬼の角です。
中は黄味餡。美味しいです!
年を重ねると、ついつい小さい頃が浮かびます。
藁ぶきの家の玄関先には、鬼除けに、柊で鰯の頭がさしてあった。
まきスト-ブがあかあかと燃え、おじいさんがその年の運勢を占い、柊を燃やしていたなぁ~~。
スト-ブにくべられた柊が”ぱちぱち”・・・と音を立てていた。
もう一度、そんな小さい頃に戻り、甘えてみたい。
節分の夜、宝船を敷いて寝ると、良い夢が見られるとか。
来年は早い目に準備して、せめても夢の中で楽しんでみたい。
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