S.E裏千家茶道教室 お茶のひと時

つれづれなるままにパソコンに向かいて
心にうつりゆく茶道教室の話題を書きつくれば。。。。

青鬼

2017-02-03 17:41:38 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

本日、2月3日は節分です。

まだ子供たちが小さい頃は、誰かを鬼に見立て”鬼は外、福は内”・・・・何て、楽しげに豆をまいていた気がする。

そんな賑わいはいつから無くなったのでしょう。

あれから40年の生活では、そんなウキウキ感もとっくにどこかへ飛んで行ってしまった。(^_^;)

本によると、昔疫病がはやり、この疫鬼を退治するため、中国の故事にならい始まった儀式らしい。

それが、宮中の恒例になり、鎌倉時代までは、12月晦日におこない、近世に再び復活し、節分の日に行うことになったとか。

明日は立春、この節分が終わるといよいよ春になる。

今週のお茶席のお菓子です。

銘は:「青鬼」。

大和芋を入れた練りきりをきんとん仕立てにし、真ん中の黄色のとんがりは鬼の角です。

中は黄味餡。美味しいです!

年を重ねると、ついつい小さい頃が浮かびます。

藁ぶきの家の玄関先には、鬼除けに、柊で鰯の頭がさしてあった。

まきスト-ブがあかあかと燃え、おじいさんがその年の運勢を占い、柊を燃やしていたなぁ~~。

スト-ブにくべられた柊が”ぱちぱち”・・・と音を立てていた。

もう一度、そんな小さい頃に戻り、甘えてみたい。

節分の夜、宝船を敷いて寝ると、良い夢が見られるとか。

来年は早い目に準備して、せめても夢の中で楽しんでみたい。

 

 


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