今回は、「国家試験合格率」の”みかた”について説明します
”国家試験合格率100%”となっていたらどの様に思われますか?
この合格率って、合格者数/受験者数 なんですね
実はここにマジック
があります
受験者数
というのがキーとなります
仮に学科の定員が40名なのに20名しか受験していない学校があったとします
この20名が合格すれば、「国家試験合格率100%」となるんですね
これって何かおかしな感じがしませんか?
首都圏の専門学校・大学の臨床工学技士養成課程では、ここ数年どの学校も定員を満たしています
従って、定員を母数とした場合からすると、上記の例では国家試験合格率は50%ですね
単純な合格率だけでなく、定員に対しての合格率を比較してみると、学校間で大きな差があることが分かりますよ
また、Y専門学校の様に2課程分の合格率を合算して、合格率が高くなる標記をしているところは要注意です
それぞれの課程の入学要件が違いますから単純に併せることは単なる誤魔化しに過ぎません
広告標記において、違反の疑いがあります
正しい数字をしっかりと見ていただくために、第26回(平成25年3月)国家試験結果比較表を添付します
下記比較表を参考にしてくださいね(厚生労働省発表の数字と各校の定員を載せているものです)
過去の実績を前面に出されている学校さんは、現状の教育に自信がない証拠です
今、進路を検討されている方であれば、今の学校の”チカラ”を比較してくださいね
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