リサ、まっしぐら!

劇団扉座所属、鈴木里沙が日々書き綴っていきます。。

エクスタシーの話し、その2。。

2010-11-14 22:56:06 | 稽古日記。。
有「一昨日は、失礼こきました」


リ「すんごい勢いで、稽古場から出て行きましたね」


有「そやったっけ」


リ「ま、崇史さんも来てましたから」


有「そう、アイツがビールの話しをするから……」


リ「人のせいにしないっっ!!」


有「はい……………」


リ「で?」


有「ん?」


リ「つづきっ!」


有「あぁ、ステージ恐怖症な」


リ「そうです」


有「や、だから、普通ロックバンドっちゅうのは、曲を作って、録音して、アルバムを作って、で、プロモーションも兼ねてライブ活動するわけやん」


リ「そうっすね」


有「で、XTCちゅうバンドも、デビューしてそうやっとったわけよ」


リ「人気はどうだったんですか?」


有「うーん、まぁまぁかな」


リ「まぁまぁ」


有「当時は、パンクロックブームっちゅうか、そういうのがあってXTCもその流れにのってたし、キーボードがあったりして、ちょっと目新しかったわけね」


リ「ふーん」


有「まあ、そんな感じで4枚くらいアルバムを作って、世界中ライブをやっとったわけや」


リ「日本にも来たんですもんね」


有「ところが、リーダーのアンディ君が」


リ「アンディ君?」


有「アンディ君や」


リ「友達ですか?」


有「まさか!!!友達になりたいわ!!」


リ「…まいいや。で?」


有「アメリカをツアーで回ってる時」


リ「ほう、アメリカですか」


有「うん、結構どの会場もいっぱいやったらしい」


リ「へぇ」


有「アンディ君のストレスは最高潮になってしまい」


リ「いっぱいなのに?」


有「いっぱいなのに」


リ「不思議な人ですね」


有「繊細なんや、アンディ君は」


リ「で?」


有「とある会場で、演奏の途中で、アンディ君、ギターを置いて楽屋に帰っちゃった」


リ「曲の途中で!?」


有「そうなんや。しかも、その曲は新しいアルバムもイチオシの曲やったわ」


リ「ひえ~」


有「まぁ、かれこれ30年前の話やけどな」


リ「はぁ~」


有「でな、その映像が」


リ「YouTubeで見ると」


有「そうなんよ。びっくりした」


リ「よく残ってましたね」


有「ホンマ、そう」


リ「で、兄さんはちょこちょこYouTubeを見るようになったと」


有「だって、ワシが10代の頃の、一番好きなバンドのライブ映像があんねんぞ」


リ「それ、嬉しいでしょうね」


有「元気な頃の、飛び跳ねてギター弾いとるアンディ君がそこにいんねんぞ」


リ「そこにて…」


有り「軽く泣きはらしたわ」


リ「へぇー」




写真は、兄さんの携帯。
やっと覚えた、YouTube。

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