こんばんは。
まきこっこです。
ちょっと独り言言わせてください。
日ごろ支援をしていて
どうしても他の支援員さんに、利用者さんの気持ちがうまく伝わらないなあと思うことがあります。
そう感じることの根っこには
「人間はみんな、一人残らずよりよく生きたいと願っている」
ということを、私がうまく伝えられないところにあるように感じられます。
どんな言動をしていても、その奥には、本当はもっとよりよく生きたいんだという思いがあるのだということ。
利用者さんに限らず、人はすべて、本来はそうだと思うのです。
やけっぱちになっていても。鬱になっていたとしても。理不尽を突き付けるクレイマーになっていても。
アルコール中毒になっていても、弱いものを虐待してしまっていても。
その言動の奥には、そうしてなければいられないほどの思いがあって。
そこまでしなくては自分を守れなくなってしまった事情があって。
本当なら。できることなら。愛し愛されて安心して生きていきたいと、人の役に立って、認められて、生きていきたいと思わない人はいないのではないかと思うのです。
悪いことをしている人は悪い人。
悪い人は悪人なんだから、善く生きようなんて思っているはずない。
そう決めつけてしまうと、その人の人間としてのすべてを否定してしまう感じがします。
人の価値観はそれぞれなのだと思うのですが、コミュニケーションに障害を持っている人を支援しようとする私たちは、「いい人」「悪い人」という考え方を無くしていくことが必要なことように感じます。
一人ひとりを大切な人として、尊重して関わっていくために、まずは人間そのものの存在を大切なものとして尊重する。
そうして初めて「心」をケアすることの意味と大切さにつながっていくのではないかと思うのです。
なあんて。
満月でしかも皆既月食の夜だからか、ちょっと感じたことを書いてみました。日記だから許してください。
まずは、自分を大切にしましょう。
私も早く寝て、明日もお仕事頑張ります!