一期一会

息子と娘が進学して住んでる街にカフェがある


開店当初から足繁く通っていた息子は常連となっていた

2階の隅っこ窓側の席……

いつも1人で本を読みながらコーヒーを飲むのが至福の時だったらしい

そんな事とは知らずたまたま娘と私がランチしたくて入った店がそこだった

息子は私にも娘にも内緒にしていたので行った話をしたら驚いていた

月日が経ちお店の人も、いつも一緒に来ないカニの親子と知り、話をする様になった

ところが…移転する事になったそうで息子は友達と挨拶がてら最後のお茶に行った



こんなサービスをしてくれたという

感動した息子は置き手紙をしてその店を出て来たらしい

次の場所は遠くなるのでいつ行けるかわからない……

いつか行きたいと思っている

心があったか〜〜くなる出来事でした