偉大なる教育家・森信三(のぶぞう)氏は、「しつけの三原則」を唱えた。
①挨 拶: 朝起きたら「おはよう」と挨拶する
②返 事: 呼ばれたら「はい」と返事をする
③片付け: 椅子から立ったら、椅子を入れて元の位置に戻す。履物を脱いだらそろえる。
森氏はこれらを「三原則」とし、実行を勧めている。保育園・幼稚園等でこれを取り入れて、目覚しい成果を上げているところがあるという。
では、具体的には、どのようにしたら、子供に身につけさせることができるのだろうか。
①挨拶は、親が子供に挨拶をすること。毎日毎日、親が子供に挨拶をし続けると、子供は自分から両親や祖父母に挨拶をするようになる。
②返事は、妻が夫から呼ばれたら「はい」と返事をすること。母親がいつもそう返事をしていると、子供も「はい」と返事をするようになる。
③片付けは、親が常にやってみせること。言葉で「しなさい」と言うだけでなく、親が子供に言ったように自分が実行する。子供は親の背中を見て育つ。
これらを根気よく、継続して実行することである。
「しつけの三原則」は、森氏の長年にわたる経験を凝縮したものである。単純なようだが、その意味は深い。
半分は実践できてるかな?(苦笑