つらつら日暮らし

イスラエル南部で7世紀頃のモスクの遺跡発見との報道

イスラム教初期のモスク発見 地域宗教の移行に光 イスラエル(AFPBB)

先週の土曜日の報道だったのですが、採り上げ忘れていまして、今頃見ております。

ということで、イスラエル南部ネゲブ砂漠で、7世紀頃のモスクの遺跡が見つかったと報じられています。

これにより、当該周辺地域で、キリスト教からイスラームへの移行が起きたことを裏付けるものだと評価されています。

それで、何故イスラームのモスクであると評価可能かですが、モスクの最大の特徴は、マッカ(メッカ)の方角に向けて、礼拝する場所があるということです。今回発見された遺跡でも、マッカを示す方角に壁があり、南側を示す印もあったそうです。

今回は7世紀頃の遺跡とされていますが、イスラームは632年の預言者ムハンマドの死後、正統ハリーファによってイスラーム圏の拡大が行われ、636年にはヤルムークの戦いでローマ帝国に勝利し、ローマ帝国のシリア支配を終了させ、10年後の642年には現在のイランの首都であるテヘラン周辺で起きたニハーヴァンドの戦いで、当時のサーサーン朝ペルシャを、実質的な滅亡へと追い込む勝利を挙げるなどしています。

よって、このネゲフ砂漠周辺も、この頃にはイスラーム圏に組み込まれていたのでしょう。

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