12月23日、第81期名人戦・順位戦A級リーグの第6回戦で、藤井聡太竜王が佐藤天彦九段と対局し、後手番だった藤井竜王が110手で勝利しました。
・2022-12-23 順位戦佐藤天彦 九段 vs. 藤井聡太 竜王 第81期順位戦A級6回戦(将棋DB2)
戦型は、矢倉とはなっていますが、佐藤九段の角が飛び出て空中戦の印象です。47手目の銀を捨てて桂を取ったあたりから、一気に差が付いた感じですね。
この結果、藤井竜王は今期の順位戦A級の成績が5勝1敗となり、単独首位を守りました。参考までに、4勝2敗で豊島将之九段、斎藤慎太郎八段、広瀬章人八段、永瀬拓矢王座、菅井竜也八段が続く状況で、決して楽観視は出来ない状況です。
そこで、藤井竜王は豊島将之九段と対局しますが、大一番かもしれないですね。
藤井聡太竜王が史上最速公式戦300勝達成 順位戦A級6回戦で佐藤天彦九段に勝利し単独首位に “最年少名人”に向けて前進(ABEMATIMES)
なお、上記報道の通りで、藤井竜王は、プロ入り後最速・最年少で公式戦300勝を達成したそうです。
従来は、羽生善治九段(52)が、四段昇段後6年4カ月、21歳7カ月での到達でしたが、藤井竜王はプロ入り6年2カ月、20歳5カ月とそれぞれ記録を塗り替えたことになるようです。
それにしても、驚くべきは羽生九段です。まだどこまで記録をお持ちなのか?ということですね。その都度、藤井竜王と比較されていくのだとは思いますが、直接対局も迫っておりますしね。
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