創価大・榎木和貴監督が留学生のドーピング違反を謝罪「指導・監督が行き届かなかった」 ケニア帰国中の市販薬が原因か/陸上(サンケイスポーツ)
こちらですが、【『スポーツ報知』が昨年の出雲駅伝でのドーピング違反を報道】の続報となります。
2月15日のことですが、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は、創価大陸上競技部駅伝部のリーキー・カミナ選手(3年)のアンチ・ドーピング規則違反を公表しています。
・同意にもとづく決定書(日本アンチ・ドーピング機構)
以上の通りです。
なお、この決定を受けて、日本学生陸上競技連合は23年10月9日の出雲駅伝の創価大の総合成績と個人成績が失効となり、3位以降のチームの順位および、各区間の区間順位を繰り上げると発表しました。
・アンチ・ドーピング規程違反に伴う天皇賜盃第 92 回日本学生陸上競技対校選手権大会及び第 35 回出雲全日本大学選抜駅伝競走の成績修正について(日本学生陸上競技連合)
この結果、出雲駅伝について、創価大は2位でしたが、失格となり、続く城西大が2位、国学院大が3位、青山学院大が4位へと繰り上がります。
・本学陸上競技部駅伝部 所属選手の規則違反について(創価大学)
それにしても、ドーピングについては意図されたものか、意図されなかったものか、という違いがありますが、今回は後者であったというような説明がされておりますね。カミナ選手は地元に帰っている時に、成分を確認しないまま風邪薬のようなものを摂取したとのことです。
とはいえ、アンチ・ドーピングの精神からすれば、確認されずに摂取されたこと自体がリスクになることを謳っておりますので、今回の一件は、その意味でルール違反となります。駅伝ファンとしては、とても残念な結果となりましたが、これを元に大学陸上界でも、アンチ・ドーピングに対する啓発が進むことを願っております。
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