王子の寝室から「ブルーダイヤモンド」窃盗で確執、サウジとタイが和解(YomiuriOnline)
1月25日、サウジアラビアとタイは外交関係の修復を発表しました。
両国関係は、30年以上前に起きた窃盗事件以来、外交が冷え込んでいたとされています。
この窃盗事件ですが、「ブルーダイヤモンド事件」と呼ばれています。
・ブルーダイヤモンド事件―Wikipedia
この一件ですが、1989年、タイ生まれの使用人がサウジの王子の自宅から2000万ドル(約23億円)相当の宝石類を盗んだというものです。宝石類を盗んだ使用人は、盗品の大半を逮捕される前に売りさばいていましたが、タイ警察は、宝石類の一部を押収し、返還しました。
しかし、肝心の希少な50カラットの「ブルーダイヤモンド」を含む盗品の大部分の所在は、今も明らかになっておらず、また、タイ警察内部の問題なども噂されたようです。
更に、サウジでは、1990年に調査のために実業家をタイに派遣しましたが、バンコクでサウジ外交官3人が銃殺される事件が発生した後、実業家も同市内で消息を絶つなど、とにかく国際間の闇を感じざるを得ないような事件となりました。
それから、最初の窃盗を犯した容疑者ですが、5年間服役し、2016年に出家したとされています。
・サウジの約20億円相当の宝石盗難、犯人のタイ人男性が出家(AFPBB)
以上ですね。そして、出家した元受刑者は、「ダイヤモンド級の知恵を持つ人」を意味する戒名を与えられたそうです。
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