日本将棋連盟は5日、23年の獲得賞金・対局料ランキングを発表しました。
・2023年獲得賞金・対局料ベスト10(日本将棋連盟)
その結果、藤井聡太八冠(21,竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖)が1億8634万円で2年連続ランキング1位になりました。
将棋界の賞金は、タイトル数と比例して増加しますので、当然といえば当然なのですが、羽生善治九段が1995年に獲得した1億6597万円を超え、89年に統計を出してから史上最高額を記録したと報じられています。
このこと自体は喜ばしいことですが、転じて考えてみれば、羽生九段の時代は七冠で、1つタイトルが増えたのに、獲得賞金額が2000万円程度しか増えていないことに、日本のここ30年の経済状態が現れているようで、それが残念でございます。
世界的にeスポーツへの関心が高まっている中、伝統的eスポーツである将棋がこの状態であるというのは、問題だと思う次第です。能力や注目度からすれば、この20倍でも何の問題も無いですね。
#ニュース
最近の「将棋」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2016年
人気記事