2月27日、「将棋界の一番長い日」とされる「第83期順位戦A級最終9回戦」の5局が、静岡県静岡市内で一斉対局として行われました。
結果は以下の通りです。
・佐藤天彦九段と佐々木勇気八段の対局は、先手の佐々木八段が127手で勝利しました。
・永瀬拓矢九段と増田康宏八段の対局は、後手の永瀬九段が76手で勝利しました。
・渡辺明九段と菅井竜也八段の対局は、先手の渡辺九段が99手で勝利しました。
・豊島将之九段と千田翔太八段の対局は、後手の豊島九段が140手で勝利しました。
・中村太地八段と稲葉陽八段の対局は、後手の稲葉八段が144手で勝利しました。
以上の結果、藤井聡太名人への挑戦権は昨日では決まらず、6勝3敗で並んだ佐藤天彦九段と永瀬拓矢九段によるプレーオフとなりました。一方で、B級1組への降級は、既に稲葉陽八段は決まっておりましたが、昨日の結果、菅井竜也八段が3勝7敗で降級となりました。
昨日は、各ネット配信を同時的に流しながら聞いていましたが、時間を掛けて進行していく様子を楽しんでおりました。A級棋士の皆さま、ありがとうございます。
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