3月2日、新潟県新潟市内で、第50期棋王戦五番勝負第3局が行われ、藤井聡太棋王が増田康宏八段に勝利しました。
ただし、昨日は波乱含みの状況で、まず本局自体は藤井棋王の先手で始まりましたが、96手目で千日手となり、先後入れ替えての指し直し局が行われ、そこで、中盤まで非常に難しい展開だった状態から、藤井棋王が抜け出すと、120手で勝利しました。
この結果、この棋王戦の対戦成績は3勝0敗となり、棋王位を防衛しています。そこで、藤井七冠ですが、昨日の棋王位防衛で、通算獲得タイトル数が27期となり、谷川浩司十七世名人と並んで歴代5位となりました。
上位に残るのは、羽生善治九段(99)、大山康晴十五世名人(80)、中原誠十六世名人(64)、そして渡辺明九段(31)のみですね。しかし、恐ろしいのは藤井七冠のタイトル戦での勝敗で、27勝1敗ですからね。これまでのタイトル保持者とは勝率が違います。
#ニュース