追悼のNY、遺族ら祈り テロ20年控え跡地に葬送曲(共同通信)
9月11日、アメリカ合衆国のバイデン大統領が、2001年のアメリカ同時多発テロ(米中枢同時テロ)から20年となる節目の日、犠牲者追悼のためニューヨーク市の世界貿易センタービル(WTC)跡地など現場となった3カ所全てを訪れるそうです。
バイデン氏は「グラウンド・ゼロ(爆心地)」と呼ばれるWTC跡地と首都ワシントン近郊の国防総省、東部ペンシルベニア州シャンクスビルを訪問するとのことです。
それにしても、あのテロから20年ですね。
・(1) 米国同時多発テロの発生(外務省)
9月11日、4機の米国国内線民間航空機がほぼ同時にハイジャックされ、米国の経済、軍事を象徴する建物に相次いで突入する自爆テロが行われた。2001年の国際社会に最も衝撃を与えた米国同時多発テロである。
午前8時45分(日本時間午後9時45分)頃、ボストン発ロサンゼルス行きアメリカン航空11便がニューヨークの世界貿易センターの北棟ビルに突入した。続いて午前9時3分(日本時間午後10時3分)頃、ボストン発ロサンゼルス行きユナイテッド航空175便が南棟ビルに突入した。2機の飛行機の突入により、二つのビルは午前10時頃ほぼ同時に倒壊した。
さらに午前9時45分頃、ワシントン発ロサンゼルス行きアメリカン航空77便がワシントンの国防省ビルに突入、建物の一部が倒壊、炎上した。
また、午前10時10分頃、ニューアーク発サンフランシスコ行きユナイテッド航空93便がピッツバーグ近郊の林に墜落した。
このテロによる犠牲者は合計3062名(2月25日米当局発表)に上り、うち邦人死者・行方不明者は24名、うち遺体が確認されたのは9名(3月4日現在)であった。
外務省で発表している内容は、以上の通りのようです。
それにしても、この20年は、アメリカからすればテロとの戦いの20年でもあったわけですが、以下の報道の通り、これも一段落しました。
・「完全な失敗」 9.11から20年、対テロ戦争が残したもの(AFPBB)
率直に申し上げれば、本当にこの戦いは遠い場所での戦いだった印象です。もちろん、関係国や組織に関わっている人は、全く違う印象を得ることでしょう。アフガニスタンからアメリカ軍は撤退し、結果として先日、ターリバーン政権が復活したわけです。
今後、この辺もどうなっていくか、でしょうね。
個人的には、あのテロ事件とその後の戦争で亡くなられた全ての人に対し、哀悼の意を表します。
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