ツイッター、マスク氏提案に毒薬条項で対抗 新たな買収の動きも（ロイター）
4月15日、アメリカのTwitterは、テスラのCEOイーロン・マスク氏による敵対的買収に対抗し、「ポイズンピル」と呼ばれる防衛策を取ると報じられています。
この「ポイズンピル」ですが、既存株主に新株予約権を与えることで、買収提案者による過半数の株式取得を困難にするものであり、買収提案者が取締役会の承認なしに一定の株式を取得すると発動し、既存株主は格安で新株を取得できるといううものです。
同社の取締役会では、「ポイズンピル」の導入を全会一致で承認し、発動の条件は、発行済み普通株式の15％以上が取得された場合としたそうです。
とはいえ、この「ポイズンピル」は、流石に「毒薬条項」と訳される通り、色々と問題点もあります。例えば、ロイターの報道では、株式の希薄化（1株当たりの価値の減少）などの問題があるとされていますね。それに、マスク氏の提案が優れていれば、株主はむしろ、今回の提案を受け容れる可能性もあるとされています。
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