藤井聡太、史上最年少で名人&七冠獲得(日本将棋連盟)
第81期名人戦七番勝負第5局が5月31・6月1日(水・木)に長野県上高井郡高山村内で行われ、挑戦者・藤井聡太竜王(20)が、渡辺明名人(39)に94手で勝利しました。
・2023-05-31 名人戦渡辺 明 名人 vs. 藤井聡太 竜王 第81期名人戦 七番勝負第5局(将棋DB2)
以上の通り、渡辺名人は矢倉(菊水矢倉というようです)で勝負を挑み、80手過ぎくらいまでは優位だったのですが、最後の攻めの段階で手間取って、一気に逆転されていますね。この結果、藤井竜王は七番勝負を4勝1敗とし、名人位を奪取しています。
なお、藤井新名人は20歳10ヶ月での奪取となり、これまでの最年少記録だった谷川浩司十七世名人(61)の21歳2ヶ月を、39年11カ月ぶりに更新しています。
そして、藤井新名人はこれで七冠を獲得しており、これは羽生善治九段(52)の保持していた七冠の最年少記録である25歳4カ月を、27年ぶりに4年6カ月更新しました。
ということで、昨日、手元で仕事をしながら実況を聴いていましたが、渡辺名人は逆転されてから、本当にあっという間の敗着でした。渡辺名人は、19年ぶりに無冠となり、今後は渡辺九段になる感じでしょうか。
後は、将棋ファンの勝手な願望ですが、やはり早期の八冠完全制覇と、続いては羽生九段のように全タイトルで永世称号を得ていただくことを期待しております。タイトル戦、まだ無敗の藤井七冠ですので、上記の願望はいつしか実現される未来図なのでしょう。
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