これは、実は昨年にもニュースとなっており、【ウクライナ正教会の一部がクリスマスの日付変更へ】でも採り上げました。
そうしたら、今回は国として変更を決めたという話です。ウクライナのゼレンスキー大統領が、7月28日に同国のクリスマスの祝日をロシア正教会と同じ1月7日から、12月25日に変更する法案に署名し、同法が成立したそうです。
これにより、17世紀以降、ロシア正教会の影響下にあった同国の教会が、まずは西の基準に合わせていくことを明確に表明したことを意味しています。東ローマ・ギリシャに代わる正教会の覇権を取ったロシア正教会ですが、こうやって影響力を減らしていくということです。