記事自体は8月26日の投稿だったのですが、少し気になっておりましたので、とりあえず記事にしてみますj。なお、日本のネットメディアもこの記事を採り上げています。なお、上記リンク先には、このニシキヘビの様子を報じた映像などもありますので、ヘビが嫌いな方は、見ないことをオススメします。
・【海外発!Breaking News】牛1頭を丸呑みしたニシキヘビ、腹部が破れて絶命する(タイ)<動画あり>(TECHINSIGHT)
それで、先の記事ですが、8月21日のことのようですが、タイ北部のピッサヌローク県で、15フィート(約4.5メートル)のビルマニシキヘビが、バイソン(牛)を食べている途中の状態で死骸で発見されたようです。
どうも、バイソンを殺し、呑みこんだまでは良かったものの、その巨大さにニシキヘビの胃や身体が耐えきれず、ヘビも死んでしまったようです。
こういう記事を見ますと、ヘビがエサを呑み込む様子について、禅問答が残っていることを思い出します。
僧問う、蛇、蝦蟆を呑む。救うこと則ち是か、救わざること則ち是か。
師曰く、救えば則ち双目睹えず。救わざれば則ち形影彰れず。
『洞山録』、原漢文
これは、中国の洞山良价禅師という方の語録に載っていることですが、ヘビがガマ(カエル)を呑んでいるとき、ガマを助けるのが良いのか?それとも、助けないのが良いのか?という問いかけです。それに対して、洞山禅師の答えは、救えばその者の両目は真実を見ておらず、救わなければつまりは形が顕れない、としています。
結局、救うことはカエルを分別して選ぶことになりますので、それを批判し、救わないというのは、分別していないので真実に契うということになりそうです。この辺、不殺生という観点から考えても面白いのですが、ヘビだって食べなければ死んでしまうので、カエルを救うことが正しいのか?というと、それもまた難しいんですね。
想定問答的ではありますので、想定している暇があれば、無心で救いなさい、という答えももちろんありだと思います。
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