EU一部加盟国から猛批判 原発“グリーン”認定(共同通信)
欧州連合(EU)欧州委員会は2月2日、持続可能な経済活動を分類して投資の判断基準を提供する「EUタクソノミー」をめぐり、原発と天然ガスを脱炭素化に貢献する投資先と条件付きで追加認定する最終案を発表しました。
なお、将来的に再生可能エネルギー中心の社会に移行するまでの、重要な役割を担う「グリーン」なエネルギーと位置付け、必要な資金の確保を後押しするそうです。
結局、原子力による様々なリスクやコストよりも、温室効果ガス対策の方が重要だということです。
もちろん、原発と天然ガスを「グリーン」と認定することには一部の加盟国や環境団体が強く反発しており、例えば、原発反対を党是としているドイツの環境保護政党「緑の党」所属のレムケ環境相はグリーン認定は「受け入れがたい。明確に反対する」とした上で「原発は持続可能ではなく、リスクが高く、費用がかかりすぎる」と指摘したとも報じられています。ただし、ドイツは天然ガスの認定は支持したとのこと。
そこで、加盟国で構成する理事会や欧州議会が原則4カ月以内に拒否しなければ、23年から施行されるそうです。
さて、原子力はともかく、気になるのは天然ガスですが、全くCO2を排出しないというわけではないのですが、外の石炭や石油に比べれば少ないという話です。
・天然ガスの特徴・種類(日本ガス協会)
以上の通りですね。そうなると、天然ガスの値段が上がりそう、とか思ってしまうのですが、今後の動向に注目ですね。
この記事を評価して下さった方は、にほんブログ村 ニュースブログを1日1回押していただければ幸いです(反応が無い方は[Ctrl]キーを押しながら再度押していただければ幸いです)。
最近の「時事ネタ・雑学・トリビア」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2016年
人気記事