アルファベット株急落、AIチャットボットが不正確な回答と複数報道(ブルームバーグ)
一言でいうと、傘下にグーグル社を持つアルファベットの株価が、一時8%くらい下がったけれども、その理由としては、グーグル社が開発した人工知能を使った自動応答ソフト「Bard」が、不正確な回答をすることが報じられたからだとしています。
なお、ロイターは、自分たちが気付いて報道したことを挙げているようです。なかなか、AI技術も一気に進む感じではないんですね。
・グーグル親会社が時価総額13兆円喪失、AIが質問に誤答で(フォーブズジャパン)
8%という数字、ちょっとやそっとという額ではなかったようで、日本円で約13兆円とのこと・・・
グーグルとMSのAI開発競争、「想定外の結果」招く恐れも(CNN)
そのため、CNNでは上記の報道もしていますね。
各社、AI開発競争はしているものの、それが想定外の結果を招く可能性を指摘していますが、この「想定外の結果」とは何なのでしょうか?記事の上では、AIが現実とフィクションの区別が付かないことなどを問題にしているようですね。
「天丼てんや」のロイヤルHD、天ぷらの揚げ具合など判定する「調理AI」開発へ--エクサウィザーズと協業(ZDnet)
上記報道では、「天丼てんや」さんで、天ぷらの衣の形状や適切な揚げタイミングなどを判定する「調理AI」を開発すると報じられています。なるほど、職人さんの技術をAIに代行させる感じでしょうか。
同じAIでも、担わされた機能が違うので、一括りにしてはいけないところです。