典虚てん手古舞

我が“為”の日々を振り返りつつも、逝き時を待つ日々を悔いなく一日一生

「勉強しろ」という前に

2007年08月22日 | 【日録】今日は何した?どう過ごした?
 16歳少年、哀れである・・・。

 親が超有名な映画俳優や政治家の長男について、
昔々オヤジが、
 「いちばんうえの息子はオヤジの仕事を嫌って
 いたなぁ」とぼやくように言っていたことがある。

 浅井善之助さんは、父と小学校からの同級生で
どちらも四国から大阪に出てきて尋常小学校に転入
した。(父は戦前、映画に出たりもしていた。まっ
剣術、斬られ役?)
 浅井さんの次男は、今CMで、犬の父親をしている、
そう北大路欣也である。
 子どもでも知っている政治家の爺さんの長男も
親と同じ仕事はしたくなくってと聞いた。

 親は、家に帰ったら、「制服」を脱いで、ただの
親であれと思う。肩書き、社会的地位や名声なんて
子どもには関係ない・・・。

 親は子が健やかに育ち、自立していくことだけを
心がければいい・・・。

 自分の「欲」を抑える我慢を覚えるのが、自分が
親になってこそ、得る賜物じゃないだろうか?


 孫に殺された爺さんも哀れである。預けられた
「責任」から、「勉強しろ」と言わずにおられな
かったのかも知れない。
 事実は知らないが、ずっと「同居」していたとは
思えない。だとすると、難しい年頃の孫を預けられ
て、祖父母はどうだったのだろう。
                 合掌

 
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