桜見上げて、「年度末」

　明日から「新年度だ」と、仰いだ空に映える桜花(サクラバナ)です。時刻は、午後５時４７分・・・。

　静かな心地で、一人、眺めるという「花見」もいいものですよ。

　五年前のこの日付、ほぼ同じ時刻に、校庭の桜をみあげ、穏やかな心もちで教員稼業とおさらばしました。

　うん？？　確か、あったよね、最後の勤務校の正門にも・・・。　転勤回数が多いもんで、校門や校庭の風景、こんがらがっていますわさ。

 

　さて、この桜は、ルミちゃんガーデンの樹です。昨春は、「イラガ」という害虫に襲われたので、樹皮やプランター・鉢の隅にくっ付いた「マユ」をみつけ、サナギのうちにやっけようと、目を凝らし・・・です。

　ものごとの本質と同じに、漫然とみていただけでは、発見できません。

　花殻つみのような手入れや樹枝の剪定に際してでも、こころをひらき、素直な・・・。無心とでもいいましょうか。肩の力もぬいて、ほわっとしていると、何をすればいいか、伝わってくるように存じます。

　年度末・・・。この保育園の「２歳児クラス」の２０余名の子どもたち、あちらこちらの保育園や幼稚園に、今日を最後に巣立ちました。

　しかし、ルミちゃんガーデンでの私の子どもたちは、この園庭で育つ草花です。これは、満２歳になった「１歳児クラス」の誰かさんの仕業ですねェ　　

明日から、新年度です。入園式は明後日・・・。晴れると、リビングストン・デージーちゃんたちが咲いてくれますが、夜も、雨降りだと昼間も、つぼみは閉じたままです。この性格を知らずに、チューリップと一緒に寄せ植えに持っていったのは、失敗でしたぁ　　

　　明後日は、天候次第になりますか。