典虚てん手古舞

我が“為”の日々を振り返りつつも、逝き時を待つ日々を悔いなく一日一生

路線バス、済州島一周? 

2010年09月09日 | 【旅】旅の記録&思い出/旅番組
 2年前は、団体の中に加わっての行事参加でしたので、なんの思い
出も残っていないですねぇ。
 自分から好んで、すすんで・・・の動機がまったくなかったゆえ、
心に残っていることは、少ない。

 一人旅がいいですね。少なくとも言葉で不自由しないところ、そして、
交通の不便な人気のないところおよび山のように怪我をしたら身動きで
きない危険が伴う場合を除いては・・・。

 小・中学生の頃から、映画、喫茶店・・・と、単独で行動してきたせい
でしょう。
 女子ばかりの中学で、トイレに行くにも誘い合う彼女らを見て、「金魚
の糞か  」と馬鹿にし始めたのが、そもそも私が単独行動を
するようになった強い動機かなぁ?

    まっ、今なら女性が危険を避けるために、「女の子は一人で動く
ものじゃない」が昔からの智慧みたいなものだったと認識していますがね。
 「伴連れ、「お供」を従えて・・・がふつうなんでしょね。

 韓国に行ってみると、一人で動いているだけで、日本人だと見破られる
ことが多いですな。
 「なんで分かるんですか?」
 「韓国の女性はひとりでは旅行したりしません」

   済州空港に着いた後、これという予定も無くて、とりあえず
<市外バスターミナル>に行きまして・・・。

 ターミナルの路線図をみながら、済州一周と決め込みました。
 時刻表は把握できていなかったゆえ、とりあえず間もなく出発するという9番
の「中文行」バスに乗りました、2500ウォン!
 [1135線]山と海の中間を通る道路でして、名づけて「ゴルフ街道」とで
も申しましょうか・・・。見慣れた道です。

 終点の西帰浦からは、南から東へとぐるっと済州島の海岸に沿って走る
「南周路?」に乗り換えました。3000ウォン!
 済州島の海辺をぐるっと一周、通っているのが[1132線]。景色が愉しめ
る道ですね。

     暑い夏は、車かバスに限りますょっ
 済州島の路線バスは、速いし一見「高速バスかなぁ」と思ってしまうのですが、
どのバスも、大きな道路を逸れて、人の集住地域を通りますのですよ。

 日本の交通事情とはずいぶん違う!  
 これは感動です

 昔から人々が住み着いて暮らしてきた地域が取り残されるということはなく、
車を持たずとも生活できるんだなと感心しました。

 今回の旅のタイトルは、「済州という地域を考える」ですかね。(了)

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