土下座は誠意じゃなくて取ってつけた如きの一時凌ぎ。土下座しても事の根本に返らなければなんにも変わらない。この場合は早期にあまりに酷い仕事ぶりを会社として反省し作業をした職人を叱咤して「誠意」を持ったきちんとした再工事をするればそれなりには収まる案件。普通の建築会社ならそうすると僕は思う。この工房はどんな手抜き工事をした職人だろうが、逃げられたらいま持っている契約済の工事ができなくなるのが怖かったんだろうなあ。そんなだから上層部は職人に舐められていたんだよなあ。キャパシティを超えた仕事を抱えたら職人を甘い言葉と緩い縛りでフル稼働させなくちゃならないから、仕事を取りすぎる社長も含めた営業の人たちと現場職人との間の心に乖離が出来て筋の通ったひとつのファミリーとしの理念が工房から遺脱しちゃったのかも。ってな個人的考察。
(写真は4月6日付け)