話の流れの中で社長と取締役は自己啓発セミナーに通ったと言ってた。会社を起こし大きくしようと言う意味合いで自らを磨いていくなら理解もできるけれ、セミナーを受けたってだけで単に自分を大きく見せるためだったらアホ臭さ。って思う。ってことで23日に再度その3人で来宅。この段階ではまだ再工事をやるとは言っていても日程も規模も明言していない。話し合いの最中に、頃合いを見計らっていたのか社長が他の2人に目配せしたら何も言わずに2人が外に出る。社長のK藤と僕とのサシになった途端に予期せぬ出来事の「土下座」。大人が目の前で芝居がかったような(僕にはそう見えた)土下座をするってなんなんだ!!ってな意外性。それでチャラにしろってことなのか。って、飛び上がるほど驚きながら思う。
屋根の修理の雑さにクレームを付け現状確認をさせてその報告書が届くまでほぼ1か月。それから再工事をするまでにもう1か月。要はクレームをつけて調査させ報告書を書かせ会社にその雑さを認めさせ再工事をするまで2カ月かかったことになる。まあ仕事はいくらでもあった時期だったろうから、一度終わらせた工事を他の現場を休ませてまで職人に再工事させるってのはテコでも動かせないほど会社としては嫌だったんだろうね。3月15日に社長のK藤とO倉と担当のS水が来宅して話し合う。13日に届いた報告書の内容の疑問についてこちらからの質問書を渡す。
職人が仕事が終わりましたと言ってきたのが2月18日。工事後の状況があまりにも酷かったので翌日責任者に電話をして担当者が来たのが21日。担当者は現場の確認をしてとりあえず散らかった大きなゴミを片付けて帰る。その後しばし会社からの連絡がなくなる。すぐに職人を配して現状回復をする様子が見えないので27日にこちらから取締役のO倉に電話をして今後の方針を文書にて回答するようにお願いする。他の工事も進行中だったのだけれど当方が貴社からの回答を得て理解するまで工事の一時中断をするように要請。どことなく逃げ切りを考えているような雰囲気があるように感じてきていた。
結果から言えば、その間に話し合い等が何度かあって、会社からの謝罪文と報告書が届いたのが3月13日。その後またまたなにやらあって手直し工事の日程が4月20日に決まるも天候不良により実際の手直し工事は24日と25日に行われた。時は震災後の建築屋バブルの真っ最中。中小の建築会社は修理やリホームで大忙しで猫の手も借りたかったんだろうね。クレームが出たところでしらばっくれたり脅したり社長が自ら「土下座」したりしてその場を凌いで闇雲に新規の仕事をやりまくり逃げまくっていたんだと思う。
雨漏りの修繕は2度目。最初の修繕は311の大きな揺れで家に歪ができたためかその後に始まった初めての雨漏りの時。今回の業者の言うことには前回の業者の仕事が雑だったので再発したと。仕事の上手い下手は素人としては計り知れないことなので、はいそうですかと聞くしかない。しかしながら前回の修繕に来た職人は屋根の上だから見にこないだろうと思ったのか、釘やゴミや工事で使わなかった部品などを現場に置いたまま仕事終了として帰ってしまった。翌日現場確認してあまりに酷いので責任者を呼び、写真を撮らせて工事部分の確認をさせて文書にての報告を要求し、後日の再工事を命じる。