外資系企業勤務でバリバリ働いてきた私が、突然まさかの精神科通い。
まぶたが勝手に閉じてしまうめまい、常に頭がフラフラ、クラクラの状態、
手足が冷たくなり心臓バクバクの動悸、気が遠のきそうになる不安感、
表現しようのない重ーい重ーい倦怠感で、1年半にわたりベッドからほとんど
起き上がれなった。
うつ病と診断されたが、その後それが誤診だと分かり、断薬と森田療法を経て、
生まれ変わるまでの日記とその後の森田療法的マインドフルネス生活の日々。
この何ともいえない頭ふらふら・くらくらのせいで、
時にカフェで椅子から転げ落ちそうな感覚に陥り、
咄嗟に手でテーブルを必死に抑えて堪えたり、
仕事中に興奮して話している最中に急に頭に血がのぼって、
血の気がスーっと引いたように頭がふらふら・くらくらになってしまい、
ベッドに倒れ込んでひたすら耐えていたり、
温かいスープを飲んだり、鍋を食べたりして、体が温まると、
カーッと頭に血がのぼってふらふら・くらくらになり、気持ち悪くなってしまったり、
この頭ふらふら・くらくらのせいで、お風呂にまともに入ることができなくなってしまったり、
とにかくいつもいつ倒れるか分からない怖さでいっぱいだったのだ。
その後大学病院に通っている時に当時の主治医が、
「頭がふらふらになったり、めまいが起きたりするときは、
敢えて外をウォーキングした方がいいんですよ」とのたまわった。
理論的には分かるよ、きっと血行や血流が悪くて自律神経の働きが良くなくて
頭ふらふら・くらくら、めまいが起きているから、歩けば血行がよくなって治る、、、と。
でもね、自分がそうなってみなよ、歩けないんだよね、頭ふらふら・くらくらで
めまいが起きてる状態では!
そんなことを診察のたびに思っていた私でした。