7N4TDN 空は広いな 大きいな

アマチュア無線、飛行機、鳥、猫、ドライブなど・・・。思いつくまま、気の向くまま・・・。備忘録程度に綴ります。

大進無線キット DS-2(受信用2分配器)組み立て記録

2021年05月23日 14時37分42秒 | ラジオ
 受信環境整備のために購入した大進無線のDS-2のキットを組み立ててみました。

 部品一式を確認します。




 問題なくすべてそろっていますので作業スタート。

 まずはアルミケースの穴あけ加工です。




ドリルでφ3.5mmから順番に太くしていって、最終的に10mmの穴にします。アルミくずがすごいので作業はベランダで行いましたが、写真を撮り忘れました。


 続いてコネクタの取り付けです。BNCタイプのコネクタ3個を取り付けます。


 基板部分の部品取り付けの前に、フェライトコアを2個一組で説明書に書いてある通り、バイファイラ巻きのコイルセットを作成。


 はんだづけ作業


 基板に抵抗、コイルセット、同軸ケーブルを説明書の通りに取り付け。






 ケースに詰めて動作テスト




 2台のAR-8600を並べて、この分配器に接続して、エアバンド(東京国際空港の地上局の航空無線)を受信して信号強度を確かめてみました。なぜか左側のAR-8600MK2の方がSが振れていませんが、これは同軸が足りなくて、3.5Dのものを分配器から無線機の間に使ったからかな。いつもはこちらの方がSが強く出ていましたので・・・。いつもSの低かった無印のAR-8600の方に5Dのケーブルで接続しているのですが、こちらの方が強めに入感してということは分配器としては十分な信号強度を分配できています。


 飛行中の飛行機からの電波はS9で受信できていますね。これなら満足です。


 いままで、別々のアンテナで受信していて、信号強度が不ぞろいだったのが、良い方に揃えられました。エアバンドがとりあえずきれいに受信できれば私の場合は十分なので一応の目的が達せられてよかったです。仕組みの勉強にもなりました。購入して良かったと思います。エアバンドを流しながらフライトシムを飛ばしたり、ACARS受信で飛行機の航跡を追うのが楽しくなりそうです。

受信用500khz~1300MHZ対応2分配器 部品セット到着

2021年05月21日 14時10分42秒 | ラジオ
 現在AR-8600(無印)は小さな、あまり受信能力の高くないアンテナをつないでいるので、受信環境を整備したいと思い、もう一台のAR8600(MK2)につないでいるアンテナからの信号を分配器を通して無印の方にもつなぐことにしました。

 巷でも販売されているものがあるのですが、今回は大進無線のDS-2というキットを購入して組み立ててみることにしてさっそく注文したものが、昨日到着しました。





 今回はアルミダイキャストケースの厚みがあるので、穴あけを慎重に行わないといけません。部屋でやるとアルミくずがすごいことになりそうなので、べランダでやりたいのすが、あいにく雨なので今日はできません。天気の良い、時間のある時にゆっくり楽しみたいと思います。手持ちの道具でうまくいくと良いのですが・・・。

ラジオ Tecsun PL-365 電源On時の問題解決

2021年04月09日 17時52分25秒 | ラジオ
 Tecsun PL-365というラジオを何年前だろう?記憶がないくらい前に購入。きっかけは、秋葉原のヨドバシでたまたま見かけたAndoという会社の製品。頭にAM用ジャイロアンテナみたいなものがついているのが気に入って即買い。

 ただ、どうやら本家はTecsunというメーカーで作っている製品。ライセンス契約だか何かでAndoというメーカーが販売したもののよう・・・。

 で、やっぱり本家が気になって調べてみて、当時TecsunがPL-360とPL-365という製品を販売していた。ちょっと仕様を調べてみて、これは良いと思い、後発のPL-365に買い替えることに。馴れ初めはそんなところ。
 
 受信範囲や性能などはネットでも書かれているのでここでは省略します。_(_^_)_

 この私のPL-365、海外販売サイトでネット購入。2週間くらいで届いたまでは良かったのですが、初めて使った時からあれ?と思うような状況。

 スイッチを入れると、「ON」と表示されるだけ。もう一度スイッチを押さないと動作しない。しかも前回まで使っていた周波数はリセットされ、いつもデフォルトに戻ってしまう。
  

 登録したメモリーは残っているので、当時の私は「こういう製品なのかあ」と諦め、以来ずっと起動時はスイッチの二度押しで対応していたが、やっぱりおかしいですよね・・・。

 ということで最近になって、ラジオの挙動を確かめてみることに。ネットで調べてみると有益な情報にヒットしない。自分だけの現象みたい。一件だけ海外サイトで「電池を交換しなさい」という書き込み。このラジオはUSBからの電源供給もできる。USB5Vが供給されているときはスイッチを1回押せばすぐに前回の続きから聞ける。こうなると怪しいのは使っていたNi-MH充電池とバックアップバッテリー。電池は新品の1.5V以上出ている通常のLR6に交換しても結果が同じ。バックアップバッテリーが怪しいかな?ということで分解作業に。
 

 作りが簡単なので、すぐに分解できます。材質はそれなり。一度ねじを回すと次回はねじの受け側が馬鹿になるものが多いのが残念。ケースを分ける時に内部のケーブル類が断線せぬように気を付けたつもりが、しっかりスピーカー線を断線。どのみち今日ははんだごてを使わないといけないので、アンテナコイルやケーブル類、FM用ロッドアンテナ線等、全部外します。結果的にその方が作業しやすい。
 

 バックアップバッテリーは黄土色のコンデンサ(スーパーキャパシタ5.5V0.22μF)のようです。電圧を計ってみると、電源スイッチオフ直後で2.2Vくらい。しかも電圧降下スピードがアッという間。正しい動作状態はわからないが、これじゃあバックアップ電圧が足りなくなるのでは?と考え、このコンデンサの代替品を探して入手、試してみることに。


 ネットで5.5V0.33μFのスーパーキャパシタを購入。気が付いたらサイズは大丈夫だが、端子の位置が違ってた!形状をよく確かめて0.22μF同等品が見つかったのでそちらも念のため購入。(部品代より送料の方が高く付くのもいつものこと!近所で売っていれば良いのだけどね。)

 0.33μF(黒い方:足の幅を調節してあります)の方は、もともとついていたもの(黄土色の方)と形状違いの縦置きタイプ。0.22μFの同形状のものはこれから届くので、先に0.33μFの方を使って挙動を確かめてみました。
 

 狭い机の上がカオスになるのもいつものこと。( ^^) _U~~


 先住のコンデンサを外し、新人さんに付け替えました。このコンデンサだと高さが出てしまい、ちょうどスピーカーと干渉するのでできるだけ低くなるように足を調節。

 
 配線をもとに戻して、動作確認・・・。
 
 
 おー、こんなにうまくいくとは! スイッチ一度押しで起動しますねえ。やっぱり悪さしていたのはこいつだったのだねえ。それにしても購入した時からずっとだった二度押しが一度押しで済むのは気持ちが良い!今になって初期不良だったことが確定しましたが、治ったので良しとしましょう。似たような症状の方、もしいらっしゃいましたらお試しを!ただしお約束ですが自己責任でお願いしますね。では。