奈良にもお水とりが終われば春がやって来るとの言い伝え
3月1日からお松明の行事が始まった。
8日は暖かかったので急に行くことにした
お松明は、本来二月堂に上堂する連行衆の道明かりとして灯されるので
12日の籠松明が有名だが修ニ会(しゅにえ)期間中の3月1日~14日毎日
あげられる。
二月堂修ニ会は752年東大寺開山良弁僧正の高弟、実忠和尚が創始され
以来現在に至る。
東大寺の長い歴史にあって、ニ度までもその大伽藍の大半が灰盤に帰してしまった
時ですら、修ニ会だけは「不退の行法」として1250有余年もの間一度も絶える
事なく連綿と今日に至るまで引き継がれてきた。重みを感じる素晴らしい行事。
PM7時に周囲の明かりは消され、いよいよお松明が上がる
私のデジカメではうまく撮れない、迫力無い、荘厳たる雰囲気だけ感じてください
回廊を松明を持って走りながら二月堂の本堂へ、外から見ていると何だか火事のよう
お松明はお堂の欄干の隅で火のこを落とす、火のこが舞い散る
素晴らしい光景
帰りは一足早くひきあげ、裏道を下りた
大仏殿の裏側の土塀の素晴らしい道
暖かい夜だった、お松明に酔いしれた夜・・・住まいが近いので幸せ
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