てるこのひとり言

てるこの日常のあれこれ・・・

奈良東大寺お水とり

2016-03-08 11:51:49 | 日記



           


                  奈良にもお水とりが終われば春がやって来るとの言い伝え

                  3月1日からお松明の行事が始まった。

                  8日は暖かかったので急に行くことにした



            

           


                  お松明は、本来二月堂に上堂する連行衆の道明かりとして灯されるので

                  12日の籠松明が有名だが修ニ会(しゅにえ)期間中の3月1日~14日毎日

                  あげられる。

                  二月堂修ニ会は752年東大寺開山良弁僧正の高弟、実忠和尚が創始され

                  以来現在に至る。









東大寺の長い歴史にあって、ニ度までもその大伽藍の大半が灰盤に帰してしまった

                  時ですら、修ニ会だけは「不退の行法」として1250有余年もの間一度も絶える

                  事なく連綿と今日に至るまで引き継がれてきた。重みを感じる素晴らしい行事。



            

                  PM7時に周囲の明かりは消され、いよいよお松明が上がる

                  私のデジカメではうまく撮れない、迫力無い、荘厳たる雰囲気だけ感じてください



            

             
                 回廊を松明を持って走りながら二月堂の本堂へ、外から見ていると何だか火事のよう
                 


 
            


            


                 お松明はお堂の欄干の隅で火のこを落とす、火のこが舞い散る

                 素晴らしい光景 


            


                 帰りは一足早くひきあげ、裏道を下りた

                 大仏殿の裏側の土塀の素晴らしい道


                 暖かい夜だった、お松明に酔いしれた夜・・・住まいが近いので幸せ                



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