2019/11/21 2019-11-21 19:07:00 | 日記 船が埠頭に近づくにつれ、下船の準備に船内は慌ただしさを増してきた。早々と出口に並んだ客は、船が岸壁に接岸し下船の合図があるやいなや、一斉に乗り換えのホームに向かって全速力で走りはじめる。それはあたこも火事場のくそ力を発揮するかのように、長い階段を駆け上がり、かけおり大荷物を物ともせず、信じがたい速さで突進するのであった。ホームでは赤帽が身軽な動きで客の荷をさばいている。深夜のホームは席を確保することに必死の人々の怒鳴り声が飛び交い、火事場のような騒ぎであった。
よくわからないけどボジョレヌーボーの解禁の日に 2019-11-21 17:01:40 | 日記 昨日、ある酒場での事、ボジョレヌーボーの解禁だから、今日はワインにしようと、店主に注文すると、今夜の12時まで開けられませんと言う。 それほどのワイン通ではないゆえ、さしてボジョレにこだわるつもりはないが、あえて理由を聞くと、酒屋さんからうるさく言われているからとのことだった。 あまり説得力のある答えとも思われないがとりあえずそんなものかとしよう。 まあ、好意的にとれば、アルコールの類は、時間的制約を設けた方が、それに対する期待も高まり、禁が明けた時の解放感が増し、酒もよりうまく飲めるというものだ。 但し酒はその場にふさわしい音楽と良い肴と、心を解きほぐす会話の妙、そしていい女と。 それさえあれば最高だね。