英語にgive and take という単語がある。日本語にすると “持ちつ持たれつ” とか”相互扶助”といった意味になるだろうか。社会的な意味においては、ままならぬ世を生きて行く上で、欠くべからざる要素である。ただ、すべからく人間は見返りを求めるものである。被災地のボランティアにしても自己の無償の行為に対する世間の然るべき賞賛や評価を内心では期待するはずだ。禅の理念である無においては、施しは受けるが、見返りは求めない。ただひたすら、一心不乱に
物事を遂行する。そこに理屈などない。最近、私的な痴れ事のようなブログを始めた。こんな些細な俗事においても、反応に一喜一憂する我が 俗物性に自身の未熟さを知る。