東方婉児は20年前のことを思い返す。若かった東方婉児は、妻を亡くした柳傲天の父・柳原と一緒になる約束をするほどの仲だった。しかし、突然、柳原と傲天が去ってしまう。
自ら自分の元に来た路不凡に、いい度胸ね、逃げられないと観念を?それとも良心の呵責?と東方婉児は言う。20年前のあの剣があなたの心を心を刺し、毎日、眠れないのでしょうと。そして「あなたが薬を盗み、柳原を陥れたため柳家は一族にまで災いが及んだ。なのに、あなたは長安で平穏に暮らしてたのね。今まで一度も罪悪感を抱かなかったの?」と言う東方婉児。処罰を受ける覚悟で来た不凡は「罪悪感がなければ、ここに来ていません」と返す。
柳原の件はきっちり裁かせてもらうと言い、東方婉児は不凡の背後にいる人物について聞く。しかし「誰が薬を盗むように指示したの?」と東方婉児がきつく言っても、不凡は金めの物が欲しくて、すべて私1人でしたこととしか言わない。その言葉を信じることができない東方婉児は、調べたのよ、薬を運ぶことは誰から聞いたわけ?薬を奪ってどこに運んだの?ただの一庶民ならば、あそこまで事情に通じ首尾よくできるはずがないと言う。そして今までは真相を隠し続けられたとしても、これからは思い通りにさせない、たとえ反乱を招くことになろうと黒幕を暴く、柳原の汚名をそそぐと言う東方婉児。
宋文文は呉天宝から、あんなにしょげた大同を見たことがないと言われ范邸へ行く。しかし、取り次いでもらっても、誰にも会わないと大同に拒絶され、会うことが出来ない。
肩を落として立ち去って行く文文の姿を、そっと門を開いて見た大同は"何度も来てるのに会わなくていいのか?"と自分に問いかける。
街をとぼとぼ歩いていた文文は、天秤棒で商品を運んでいた男とぶつかってしまう。文文は謝り商品を拾おうとするが、いんねんをつけ男は弁償を迫ってくる。文文が払おうとせず殴られそうになった時、後をつけていた大同が現れ文文を助ける。
文文と大同は2人きりになる。「会いたくないんだろ。何しに来た」と言う文文。何も言わない大同に、そんなにお前を傷つけたのなら謝罪すると文文は言い、頭を下げる。謝罪は受け入れるが、大同は二度と会いにこないことを条件に出す。お前とはもう会わない、学院もやめると。振り向かせることができない慕容月が原因だと思う文文。しかし大同は違うと言う。文文が「じゃあ俺か?会いたくないから?」と聞くと、何も答えず目をそらす大同。大同の気持ちを悟った分文は「なら、もう会わない」と言ってその場を後にする。
夜。ひと気のない場所で墨瞳と会った聶文星は、調べた女性の妹が宋鈺という官吏に嫁いでいると報告される。宋鈺は15年前に薬を奪われた柳原の汚名をそそぐために上申し、陛下の怒りに触れたために流刑された御史(監察官)だった。彼は貧困で苦しみ病気で亡くなったが、一人娘はまだ存命、名前は宋文文だと言う墨瞳。文文の名を聞き驚いた文星は、傲天が文文をかばっていたのは女だと知っていたからだと思う。
文星はこの件は公孫毅の耳に入れないようにと墨瞳に命じる。
公孫毅から不凡の消息を聞かれた墨瞳は、消えたかのように姿が見えないと答える。公孫毅はよく調べるように言い、娘を押さえておけば逃げられないだろうと、路雲霏からも目を離さないよう告げる。
寮の部屋に戻ってきた文文は、文星がいることに驚く。
十数年前、正義感が強く汚職を許さない1人の御史がいた、そのために多くの敵がいて流刑となった、名は"宋鈺"、君は知ってるか?と聞く文星。文文は「知りません」とごまかそうとするが、宋鈺は罪深く一生の汚点を残したと言われ「父は間違ったことなどしてません」と言ってしまう。そして父の名誉を守るためなら何も恐くないと言う文文。
文星は宋鈺には娘しかいなかった、だが君は学院で一番優秀な男子生徒、これについてはどう説明すると聞く。君が実は女で宋鈺の娘というなら、陛下の入学革命は嘲笑の的となり君の身も危うくなると。答えることが出来ない文文に、女なら明日の朝、誰にも見つからないように学院を離れ、出来るだけ遠くに逃げなさいと話し、こうするしか君を守る方法がないと謝ると文星はお金を置いて出て行く。泣き崩れる文文。
授業に来ない文文を呼びに行こうとする天宝。そこに来た文星は、文文が退学したことを告げる。驚いた生徒たちは、身寄りもなくお金もない文文は、ここを離れたら行く所もないはずだと、文星の制止も聞かず捜しに行ってしまう。
最後に教室に残っていた劉瑶瑶は、文文の退学にも関与しているのかと文星を責め、慕容月を襲ったのは私が紙切れを渡した人、文文が戻らなかったら師範のしたことを暴露しますと言って出て行く。
文文は傲天の住まいまで来るが、入ろうとした時に文星が来てしまいその場を後にする。
文文は文星の用意したお金を持たずに学院を去っていた。それを聞いた傲天は「施しを受けたくなかったのだろう。男装して女の尊厳は捨てたが、人としての尊厳は残しておきたいからだ」と言う。宋鈺の子らしいと。
傲天は、以前、いなかったことにすれば問題ないと考え、君と同じように退学しろと勧めた、だが彼女はすでに絶ちがたい人間関係を築いており、去れば済む話じゃなかった、俺も心を鬼にしてまで彼女を追い出せず、だから守ってやりたかったが、俺のほうが学院を離れてしまい彼女も隠し通せなかったと文星に話す。そして文文の身元を調べたせいだと自分を責める文星に「君は師範だ。宋文文の処置は君が決めればいい」と言う傲天。
天宝から文文がいなくなったと聞き、退学する理由が文文だと言ってしまった時のことを思い出す大同。大同は急いで屋敷を飛び出し、文文を捜しに行く。
雨が降り出しても、大同や生徒たちは文文捜しをやめない。
その頃、文文は歩きながら"穀潰し(大同)、もう二度と会えないのね。私は退学したから学院に戻って。でも、これで永遠に伝えられない、私が好きなのは慕容月じゃないと…"と思っていた。
雲霏と文星も加わって文文を捜すが見つからない。
皆が捜していることを知らない文文は、泣きながらしゃがみこむ。
ーつづくー
傲天の父と東方婉児の関係にビックリ!!
あのまま結ばれていたら、東方婉児が傲天のお母さんになっていたなんて…。
それ以上に驚いたのが、柳原を陥れたのが不凡だったということ!!
傲天と雲霏の関係はどうなるのー?ヽ(@ω@;)ノ
さらにさらに柳原の汚名をそそごうとしていたのが、文文の父親だったなんてぇぇぇぇぇ!!!
文星は文文のことを思って去るように言ったのに、生徒たちは知らないからつらいよね(;_;)
瑶瑶も言ってたけど、せっかく発表会で生徒たちと近づけたというのに…。
文文もどうなってしまうのかな?
できたら大同に見つけてもらいたいな。
そして文文に、自分が好きなのは慕容月ではないと伝えさせてあげたい(;△;)
続きがすごくすごくすごく気になるのに、月曜までおあずけ…(0д0∥)
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
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大同の言葉をそのまま受け止めてしまった文文ですが、二人とも可哀想過ぎて涙が出そうでした。
文星も文文の事を考えて出した結論なのに誤解されたままだと辛すぎます。
早く文文を見つけてあげて~、と願いながら土日を過ごします。
はぁ~、早く月曜日になって欲しいですね。
お父さんだったのですね。
そして柳原事件とはそんな事件だったとは。。。
姐姐やといぷーさん仰るように、
こんな形で弘文学院のメンバーが繋がっているとは。。。
最後、文文のことをそれぞれが心から心配していて
あのような人間関係が築けていることが素晴らしいですよね
本当に文文はどうなるのでしょう???
心配です。。。
特に文文ちゃんとつながりがあるとは…。
学院を出ていった文文ちゃん。
文文ちゃんを雨の中探す仲間たち。
文文ちゃんを好きになったことを悩む大同。
来週はどうなるのかな。
途切れてました。
これから後半に向けて、色々絡みほどけ解決されていくんでしょうね。
ここんとこシリアス傾向で傲天と雲霏、大同と文文のにぎやかな掛け合いが観られず
残念!
中国語って凄い早さで同じ言葉を言うから
にぎやかなんですよね~♪
ドゥイ、そうそうなんですが~
ドゥイドゥイドゥイ ‥‥‥‥と5.6回続けられると
違っててもフンフンとなって~(苦笑)
"続若曦"みたいにもやもやっと終わらないよう
明るくお願いしたいですぅ!