ファン・ジャンチェン …巨城百貨店の社長
チェン・ユーシー …ルオハンと顔が瓜二つ
リャン・ルオハン …ジャンチェンの婚約者だった。亡くなっている
ウェイリエン …ジャンチェンの友人。巨城百貨店の業務執行取締役
ボーイエン …ユーシーの彼氏
バネッサ …高登の社長
実家での食事の帰り、ユーシーは途中で車から降ろしてもらう。ジャン・チェンにお礼を言い、ウェイリエンに「社長(ジャンチェン)のこと、よろしくね」と言うユーシー。
改めて仲のよい母娘だと思ったジャンチェンとウェイリエンは、ユーシー母と約束したとおり真実を隠しておくのは正しい選択だったと思う。
ボーイエンはパソコンで自分の撮ったジャンチェンの動画を見ていた。そこにチャイムが鳴る。ドアを開けると「おかずを持ってきた」と言いながらユーシーが入って来る。
フルーツや容器に入った料理をカバンから出し、テーブルに置くユーシー。ボーイエンは冷たく「もう食べた」と言う。ユーシーは明日食べられるように冷蔵庫に入れることに。
しばらくデートをしていなかったユーシーは、週末に映画を観に行こうと誘う。土曜日はジムがあるため「日曜だな」と言うボーイエン。ユーシーが喜んでいると、ボーイエンに会社から電話が。「土曜か日曜に会議を」と選択を迫られたボーイエンは、日曜を選んでしまう。「さっき私と約束したよね?日曜は映画を観に行くんでしょ?」と沈んだ声で言うユーシー。
落ち込んだユーシーは帰る事にする。送ると言うボーイエンに「いいの」とユーシーは断り、「外は寒いから」とボーイエンはユーシーにマフラーを巻く。
バス停のベンチに座ったユーシーは涙が溢れてくる。マフラーに手をやり、ボーイエンを思い出しながら“あなたがマフラーを巻いてくれたのに、なぜだか暖かいと思わない”と思うユーシー。
ジャンチェンがキッチンへ来て水を飲もうとすると、ドボンという音が聞こえてくる、それはユーシーが池に小石を投げている音だった。
窓際まで来たジャンチェンは「帰ってたのか」とユーシーに声をかける。何も言わず、小石をまた池に投げるユーシー。「どうした。恋人と何かあったのか?」とジャンチェンは聞く。「何もないわ。うまくいってる。順調よ」とユーシーは答えるが、ジャンチェンはユーシーが強がっていると分かる。
「やめろ。何かあったんだろ。俺に隠さなくていい」とユーシーに言うジャンチェン。ユーシーは、社長は見えないはずでしょ?彼より私のこと理解してる、と泣きながら言う。
今度の日曜2人で映画を観に行く約束をした、でも会社から電話で土曜か日曜に会議をすると知らせてきた、彼は土曜日を選ぶと思ったのに日曜を選んだ、ジムに行くのは私と会うより大切かな?と言うユーシー。私はいつも恋人のことを最優先にしてきた、でも彼にとって仕事は私よりも大切、ジム通いでさえ私よりも大切なのよ、と。
ジャンチェンはユーシーから小石を1つ受け取ると池に投げる。「何が聞こえた?」と言うジャンチェンに「“ドボン”って音よ」とユーシーは答える。それから?と聞くジャンチェン。石が水の中に落ちていったとユーシーが答え、ジャンチェンは君の恋人の心はまるで池の水と同じ、君の真心は水に落ちた石と同じだ、“ドボン”と音を立てて水面に波紋を広げても、底に沈んだらそれで終わり、と話す。ユーシーは、そんなことない、池の中に落ちた石は落ちるたび水底に積まれてゆく、恋愛も心を尽くせば彼の中で存在が大きくなり大切になるはずだと言う。
ジャンチェンは恋愛とは2人で築くもの、2人は対等の立場にあるべきで、ぶつかり合い一緒に模索してゆく、片方が尽くすだけの石ではいけないし、片方が石を飲み込むだけの池でもいけないと言う。それでもユーシーは「彼も石になれると信じてる。彼が池の水なのはきっと今だけだわ」と返す。大きな溜め息をつき「綿菓子があればいいのに」とユーシーは言う。
翌日。急なトラブルでジャンチェンが出勤することになり、ユーシーも一緒に巨城百貨店へ。
ユーシーがジャンチェンと仕事をしていると、ウェイリエンが綿菓子を持って来る。「綿菓子だわ」と喜ぶユーシー。「どうしたの?」とユーシーが聞くと、ウェイリエンは「社長に聞いて。朝早くから買いに行かされた」と答える。「遅れたが役に立つか?」と言うジャンチェン。「もちろん役に立つわ」とユーシーは言う。
山のような報告書に会議まで、内容を全て覚えているジャンチェンをユーシーは尊敬する。「社長にとって巨城百貨店は何よりも大切なのよね?」とユーシーが聞き、ジャンチェンはルオハンが亡くなったばかりの頃を思い出す。
何日も何も食べていないジャンチェンを心配し、食事を用意したウェイリエン。会社の株価は落ち込み、社員も不安がっていた。「食べてくれよ」とウェイリエンが言うと、テーブルの食事を床に落としてしまうジャンチェン。怒ったウェイリエンは「ルオハンはもう死んだ。巨城にはお前が必要なんだ。オープンした時、ルオハンに何と言った?こう言ったよな“君の誇りになるよう、いい経営者を目指す”と」と怒鳴る。きっとルオハンは失望しているはず、彼女に心配させ続ける気かと。ジャンチェンは涙を流しながら床にひざまずくと、落とした料理を食べ始める。ジャンチェンは「約束したんだ、彼女に約束した。だから守る」と言う。
「社長」とユーシーに呼ばれ、現実に戻ったジャンチエンは、巨城百貨店が今の俺にとって人生で一番大切だと答える。
帰り。ジャンチェンとウェイリエンがエスカレーターを降りると、たくさんの記者が来ていた。
忘れた綿菓子を取りに社長室に戻っていたユーシーの呼び鈴が鳴る。急いで駆け出すユーシー。
記者たちはジャンチェンの失明を再び疑っていた。記者の1人がジャンチェンの目の前で指を2本立てる。「これはいくつです?」と聞く記者。ウェイリエンは、いつものように指を2回そっと鳴らす。しかしジャンチェンが答えようとした時、記者が指の数を変えてしまう。少し離れた場所に駆けつけたユーシーは、それを見て「社長。木目のカウンターはどこ?」と機転を利かせる。ユーシーの声を聞いたジャンチェンは、以前、暗闇になった部屋でユーシーに「君の左側に6尺のカウンターがある」と説明したことがあると気づく。「6」と答えるジャンチェン。当たったことでジャンチェンは目が見えていると記者たちは思う。その時「よく当てたな」と言いながらボーイエンが現れる。驚くユーシー。
ボーイエンは記者たちに、社長の失明について証拠があるとUSBを取り出す。しかし「これが…」と言いかけた瞬間、バネッサが来てUSBを取り上げてしまう。私どもは公正な競争しか行ないません、今の話は何かの間違いです、社長の目もこれまで違和感を感じた事はありません、と記者だちに話すバネッサ。ユーシーは記者たちがバネッサに質問している間に、ジャンチェンたちとその場から離れる。
ボーイエンと社長室に戻ったバネッサは「勝手な行動をしろとは言ってない。あなたはただの補佐であり、決定権は持っていない。ファン社長に関することは、まず報告して」と告げる。
「少し出てくるわ」と言ってジャンチェン宅を出ていくユーシー。ユーシーの様子がおかしいと思い、ジャンチェンは気になる。
ウェイリエンはバネッサが失明のことを知っていると思うかジャンチェンに聞く。先日来た宅配の声と、ボーイエンの声が同じだと気づいたジャンチェンは「知ってる」と言う。
知っているのになぜ止めたのか分からないウェイリエン。ジャンチェンは「バネッサは、その話をするためここへ来るはずだ」と言う。
ボーイエンを訪ねたユーシーは「今日はどうして急に巨城に現れて、あんなこと言ったの?」と聞く。ボーイエンは社長の指示だったと答える。記者も含めて、全て社長の計画したこと、僕は指示に従っただけ、失明の証拠があると言ったのも反応をうかがうためのハッタリだったと。「試しただけなの?」と言うユーシーに「何を焦ってるんだ?まさか本当に君の社長が失明してるとか?」と言うボーイエン。「まさか。失明なんてしてない」とユーシーは顔をそらす。
ユーシーは自分が指示をしたのに、なぜ途中で邪魔をしたのかを疑問に思う。ウェイリエンは、うちの社長は長い間君の社長に想いを寄せている、ファン社長に嫌われたくないからだろう、と言う。
ーつづくー
ボーイエンが相変わらず嫌な人( ̄^ ̄メ)
ユーシーのことを好きなのかも分からない。
冷たいかと思ったら優しくしたり。
ユーシーもだんだん疑い始めていると思うけど、好きだから信じたいよね…。
綿菓子見てたら私も食べたくなっちゃった(*≧ω≦*)
日本とはちょっと違った感じ?
こういう割り箸にくるくるした綿菓子、ずいぶん食べてないなぁ…。
パックに入った綿菓子は食べているけど(*´艸`*)
私もジャンチェンのように1回聞いただけで覚えたい(;´д`)ノ
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