驚くジャンチェンに、真剣な顔で「好きなの、本当よ」と言うヤーティー。ジャンチェンは「すまない。受け止められない」と言う。「なぜ?」とヤーティーが聞くと「分かるはずだ、ユーシーがいる。本気で彼女を愛してる」と答えるジャンチェン。ヤーティーが「でも私の心臓は…」と言いかけると「ルオハンのだ」とジャンチェンはさえぎる。そんなジャンチェンに「もう愛してない?」とヤーティーが言う。
ジャンチェンは「愛している。だからこそ長い間、暗闇から抜け出せなかった。そのせいで家族まで苦しめてしまった。でもユーシーが助けてくれた。ルオハンがいない事実を俺に理解させてくれた。ルオハンを大切に思うことと、ユーシーへの愛は全く違う。分かってほしい」とヤーティーに話す。ヤーティーは頬笑むと、隠れているユーシーに向い「ユーシー、出てきて」と言う。
ユーシーが出てくると「聞いたでしょ?あなたが身を引こうが彼の気持ちは同じ。分かってる、私のために彼と別れたのよね?でもユーシー、それは大きな間違いよ。ファンさんはね、あなたが身を引いても私を愛せないわ。私もだからといって、愛されようとは思わない。こんなやり方は、あなた自信が苦しむだけよ」と言うヤーティー。
ユーシーは急いでヤーティーの元へ行くと「私はあなたに元気で生きてほしい」と言う。しかしヤーティーは「私は自分のことより、あなたの幸せが大切なの。それが本心よ」と返す。ジャンチェンもユーシーに「気持ちは分かるが、こんな方法は間違ってる。他人の感情も考えてほしい。2人で彼女を守ろうと決めたのは友情からだ。その友情と君への愛は全く違うものだ」と告げる。「そうよ、このままじゃ私が2人を別れさせたのも同然だわ」とヤーティーが言うと、慌てて「違うわ、これは私が…」と否定するユーシー。それを止め「分かってる、私のためなのよね?でも、これじゃ私たち全員が傷つくだけ」とヤーティーは言う。分かってほしい、あなたの幸せは私にとってパワーになる、あなたが苦しいと私も苦しくなるし、あなたが嬉しいと私も嬉しいと。
ヤーティーは自分作ったひまわりクッキーを「あなたに作ったの」と言ってユーシーに手渡す。そして「ひまわりの花言葉を?“勇敢に幸せを追い求める”だそうよ。だから自分の幸せを手放さないで。私のために、彼のためにも」と言うヤーティー。
民宿の部屋のベッドでユーシーが悩んでいると、隣の部屋にいるジャンチェンが壁をノックする音が聞こえてくる。目の見えないジャンチェンと泊った時に「用がある時はコンコン(ノックの音)。私はノックの音を聞いて飛んでくる」と言った自分の言葉を思い出すユーシー。
ユーシーは壁まで歩いていくと、自分もノックをしようとする。しかし、することができない。諦めようとしたジャンチェンは、もう一度ノックし“愛してる”と思う。それでもユーシーは返す事ができず、ユーシーもジャンチェンもつらい気持ちのまま、壁に背をあてて座る。その時、突然部屋が真っ暗に。暗闇が怖いユーシーが悲鳴をあげる。その声を聞くジャンチェン。
ユーシーの部屋のドアがノックされる。こわごわと「誰なの?」とユーシーは聞くが、返事が返ってこない。仕方なくドアを開けてみるユーシー。そこにはロウソクランタンを持ったジャンチェンが立っていた。
「大丈夫か?」と心配するジャンチェン。ユーシーは「大丈夫よ、ありがとう」と言ってドアを閉めようとする。それを手で止めたジャンチェンは、部屋へ入るとユーシーの手を取りベッドのところまで連れていく。ジャンチェンは「一緒にいるよ」と言い、断わろうとするユーシーをベッドに座らせる。そして「いさせてくれ」と自身もベッドサイドの椅子に腰掛ける。
ウェイリエンと一緒の部屋にいたシャオリンが「いつまで停電させる?」と聞く。「一晩中だ」と答えるウェイリエン。「本気なの?真っ暗だと一人じゃ眠れない」とシャオリンが話すと、ウェイリエンは「仕方ない、この部屋にいてくれ」と言う。
椅子に座っているジャンチェンが眠っていることに気付くユーシー。ユーシーはベッドから下りて近づくが、ジャンチェンに触れることができない。その時ユーシーはジャンチェンから“ヤーティーの命は俺が何としても守る。心臓を動かし続ける。君を苦しめることが二度と起こらないように。俺は別れない。気持ちは変わらない。いくら俺を遠ざけても同じだ”と言われ、石を握らされた時のことを思い出す。
時間が経ち、目を覚ましたジャンチェンは、ベッドの布団の上で横になったユーシーが寝てしまっているのを見る。キルトケットをユーシーにかけてやり、額にキスをしようとするジャンチェン。しかしすることができず、また椅子に座る。
翌朝。ユーシーが目覚めると椅子にジャンチェンはいなかった。起きたユーシーは、ポットの前に置かれている2本の棒つきの飴を目にする。それを手に持ったユーシーは、以前“綿菓子の代わりだ。これが癒しになればと思って”と同じ飴をジャンチェンから渡された時のことを思い返す。その飴を強く胸に握ると、今度は“ひまわりの花言葉を?勇敢に幸せをつかむ。だから自分の幸せを手放さないで、私のために、彼のためにも”と言ったヤーティーの言葉がよみがえってくる。
食事中、ユーアンが元気のないことに気付いているユーアン母は、フェイフェイに「今回の留学は何年くらいかかるの?」と聞く。「2年かな」と答えるフェイフェイ。ユーアン母が「じゃあ2年後には戻ってくるのね?」と言うと、フェイフェイは「それは分かりません。もしも、あちらで就職したら戻ってこないかも」と返す。それを聞き、ますます元気がなくなってしまうユーアン。
帰るフェイフェイをいつまでも見つめるユーアンに、母は「私に聞いたわね、“言っておきたいことは?”って。実はあるの。あの子が大好き。うちの嫁になってくれたら嬉しいわ」と言う。
勇気を出して、ジャンチェンの泊っていた部屋のドアをノックするユーシー。しかし、もうその部屋にジャンチェンの姿はなかった。部屋を飛び出したユーシーは、ヤーティーからジャンチェンがついさっき帰ったことを聞く。急いで駆けて行くユーシー。
走り出したばかりのジャンチェンの車に向い「ジャンチェン、ジャンチェン!」とユーシーは叫ぶ。しかしジャンチェンの車は止らず、行ってしまう。
「なぜ待ってくれないの、一人で行っちゃうなんて。“一緒にいる”と言ったくせに。どうして何も言わず、私を置いて行くの。私が悪かったわ。別れたって何の解決にもならない。あなたの気持ちを無視してた。本当にごめんなさい。あなたにどう謝ればいい?ねえ、お願いよ、置いて行かないで、ジャンチェン」と泣きながら言うユーシー。その時、ジャンチェンが後ろからユーシーを抱き締める。「置いて行かない」と言うジャンチェン。
振り返ったユーシーが「帰ったはずじゃ…」と驚くと「帰ったら、君の本音が聞けないところだった」とジャンチェンは言う、ジャンチェンを強く抱き締め「怖かった。もうダメかと思った。きっと愛想を尽かされたんだって」と言うユーシー。ユーシーは「じゃあ、さっきの言葉聞いてた?許してくれる?」と聞く。ジャンチェンは頬笑むと「怒ってなどいない。だが3つ約束してほしい。1つ、二度と僕を遠ざけないこと。2つ、天燈の願いを守り続ける。3つ、手の中の石を握りしめ、永遠に放さないこと」と言う。うなずき「分かった」とユーシーは約束する。
ユーシーは「ごめんなさい。本当にごめんなさい。別れたいなんて言ってあなたを悲しませた」とまた謝る。「別れたとは思ってない。別れないと言っただろ、君が俺を嫌いにならない限り。ユーシー、愛し合う2人は前に話した石のように、ぶつかり合い模索しながら互いを理解し合う。今回のことで俺たちの愛は深まり、より強くなった」と言うと、ジャンチェンはユーシーを抱き締める。そんな2人をそっと見つめていたヤーティーは、安心してその場から離れて行く。
追いかけてこないユーアンにガッカリしながら、ロープウェーに乗るフェイフェイ。しかし、しばらくするとロープウェーが突然止り、また戻り始める。そして乗り場にはユーアンの姿が。
ロープウェーから降りたフェイフェイは「あなたがロープウェーを呼び戻した?」と聞く。うなずくユーアン。ユーアンはどもりながら「君に…お願いがある。台湾に残ってほしい」と言う。速攻で「ええ、残るわ」とフェイフェイは答える。
いつもはずらして行なうセールを、わざと日程を前倒しにし、目玉商品まで巨城を真似るボーイエン。怒ったウェイリエンが抗議すると「前社長に教えてほしい。水晶のセールは、なぜ今まで巨城のあとだったのか」とボーイエンが言う。「巨城とは時期をずらす、それが水晶の慣例だ」とウェイリエンが話すと、ボーイエンは「慣例?慣例は変えられる。会社のためなら改革も必要だ」と言う。それとも、その慣例には何か思惑が?と。
ウェイリエンは、いつまでも社長の座に居座れると思うなよ、愛人がいるというジャン氏の弱みを握り脅迫して従わせたそうだな、だが、その弱みが使えなくなればお前の社長の座は危うくなる、と言う。それでも「他人の心配をするより、自分の能力を磨く努力をしたらどうだ」と強気で言うと、ボーイエンは行ってしまう。
ユーシーはお詫びに作った料理をテーブルに置きながら、ジャンチェンの誕生日のために作るケーキの作り方を教えてほしいとヤーティーに話す。そこにジャンチェンとジュエンが来る。
心配させたことをジュエンに謝るユーシー。ジュエンは笑い、許してくれる。
食事をしたあと、ユーシー、ジャンチェン、ヤーティーは、それぞれの願いを書いた1つの天燈をあげることに。ジャンチェンは“ユーシーとヤーティーが幸せであるように”、ユーシーは“ヤーティーが早く元気になりますように”、そしてヤーティーは“ファンさんとユーシーが幸せであるように”と書いた願い。「私たちのことより、自分のことを書いたら?」とヤーティーに言うユーシー。しかしヤーティーは「私のことはあなたたちが書いてくれた」と言う。
3人は、いち、にい、さんで天燈から手を離す。
ウェイリエンから事情を聞いたジャンチェンは、落ち着くように言い「明日の朝、みんなを集めろ」と話す。「何か考えが?」とウェイリエンが聞くと「明日、分かるさ」とジャンチェンは答える。
翌朝。巨城がセール品の事前予約を開始し、商戦の口火を切った事がマスコミに報じられる。それだけではなく、ジャンチェンは割引券のプレゼントやくじ引きで消費者を取り込む作戦まで考えていた。「リー(ボーイエン)が真似しようとしても、もう間に合わない」と喜ぶウェイリエン。
一方のボーイエンは悔しい気持ちでいっぱいになる。
買い物を終え、カフェにいたユーアンとフェイフェイ。そこにユーアン母から電話がかかってくる。
ーつづくー
さすがお母さん!!
ユーアンの気持ちをちゃんと分かってて、背中を押してくれた感じ。
でも、ロープウェーはどうやって呼び戻せたのかな?
頼んでも戻せないような気がするけど…。
まだちゃんと告白はしてない?けど、引き止められて良かった(*⌒ー⌒*)
停電にしちゃったウェイリエンとシャオリン(*≧ω≦*)
一晩中一緒にいて、この2人はどんな様子だったのかも気になるっ。
そしてユーシーも素直になって、ジャンチェンと元に戻ってよかったーーー!!ヽ(;▽;)ノ
やっぱり別れるのは間違っているものね。
今回もヤーティーがすごくいい人だった(;△;)
天燈の皆の願いがかなうといいな。
ボーイエン1人だけが相変わらずで・・・・・・・(o´д`o)=3
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