ユーシーが帰ってくるのを待っていたボーイエン。ボーイエンは水晶百貨店の社長に就任したことを話し「目標を達成したんだ。今の僕なら、十分、君のことを守ってやれる」と言う。君との約束を果たせる、だから僕のもとへ戻ってくれないかと。ユーシーは「おめでとう。夢がかなってよかったね。でも、よりを戻すことはできない」と返す。「だましたことを怒ってるなら謝るよ。よく分かったんだ。僕の振る舞いが、どれだけ君を傷つけたか。約束する。もう二度と君をだましたりしない」とボーイエンは言う。
「一度失えば、二度と戻らないものもあるのよ。この先、心から愛せる人に巡り会えたら、同じ過ちを犯さないで。幸せになってね」と言って、ユーシーはその場を去ろうとする。そんなユーシーの腕をつかんで止めると「僕を幸せにできるのは君だけだ」と言うボーイエン。ユーシーは天燈を渡されながら“僕の幸せを君に捧げる”と言ったジャンチェンを思い出す。ボーイエンの手を自分から離し「私には無理よ」と言うユーシー。それでもボーイエンは「一度は僕を愛してくれたんだから、再び愛する可能性もあるはず」と言う。ユーシーは何も答えず行ってしまう。
教会。いつも自分と姉を心配し、幸せを願ってくれている母を思い、ユーアンは「天の神よ。一体どうすれば?どうか私に、よい知恵をお与えください」とつぶやく。
天燈を見つめながら“君がいなければ、僕の幸せはない”と言ったジャンチェンを思い返すユーシー。「ごめんなさい。私はあなたを幸せにできない」と泣きながら言うユーシーに、いつの間にか部屋に来ていた母が「なぜ?」と聞く。慌てて涙を拭き、ユーシーは「いつから、そこに?」と言う。あなたが天燈を眺め始めた時からよ」と母は答える。
母は「彼は私が風邪を引いたと思ってた。一体なぜなの?」と言う。ユーシーが答えられずにいると「いいわ。言いたくないなら彼に電話して聞く」と言う母。ユーシーは「やめて」と母を止める。
ジャンチェン宅。話を聞いたウェイリエンは、ジャンチェンに思い詰めないように言う。そして「しかし気になるな。彼女が頑固なのは知ってるが、今回はひどすぎないか?」と話すと帰っていく。
1人になったジャンチェンは、以前、ユーシーからもらった、ユーシーの歌声が入ったカードを開く。出張で一緒の部屋に泊った時、ユーシーから「いつも私の願いを聞いてくれる。私が何をしても怒らないし」と言われ「君はいつも相手のことを考えて行動する。怒るわけないだろ」と返したジャンチェン。その時のことを思い出したジャンチェンは「今回は一体、誰のためを思ってるんだ」と言う。
ユーシーは「ルオハンの心臓が動く限り、ヤーティーも元気でいられる。社長だって再びルオハンを失う悲しみを味わわずに済む」と母に話す。「私が反対だと言ったらどうする?」と聞く母。ユーシーは「母さんはこう言ってたはずよ。私がどんな決断をしても応援するって」と答える。「娘が不孝になると分かってることを、応援する母親なんていないわ」と返し、母は「行くわよ」とユーシーの手を取る。
泣きながら「どこへ連れて行く気なの?」と言うユーシー。母は「彼のもとへ。一人で苦しまないで」と言う。嫌よ、行かないわとユーシが言うと「なぜ、そこまで自分を苦しめるの?」と怒る母。何も言わずユーシーはベッドに座る。
母は「ルオハンが姉だから?」と聞く。驚いた顔でユーシーが母を見ると「そうでしょ?あなたは家族思いだもの」と母はユーシーを抱き締める。「姉さんの心臓の鼓動を途切れさせたくない。ヤーティーに元気でいてほしい。私が望むのは、ただ、それだけなの」と泣きじゃくるユーシー。母も涙を流す。
ヤーティーは医師から「あなたの病状は悪化しています。再度、移植手術を受けるしかありません」と告げられる。一緒に聞いていたジュエンが「手術までの待機期間は?」と聞くと「分かりません」と言う医師。
医師が病室から出て行き、ジュエンはヤーティーの父に電話をかけようとする。それを、これ以上心配かけたくないと止めるヤーティー。本当は、あなたにも知られたくなかった、心臓の移植手術を待つ日々はつらい、毎日、日の出と共にドナーが現れるのを待って、日の入りと共に絶望する、本当に苦しいの、だから父さんには内緒に、と。
“ユーシーがファンさんと幸せになれたら安心できるわ”と思うヤーティー。
電球交換で足をひねった母に「今後、電球の交換は僕がやるよ」と言うユーアン。そしてユーアンは「聖職者を辞めようと思う」と話す。神父を辞めると聞き、驚く母。そんな母に「僕は我がままだった。今まで母さんの気持ちを考えなかった。僕のためにたくさんの苦労をかけたね」とユーアンは謝る。母は「努力して神父になれたのに、諦めたらダメよ」と説得しようとする。しかしユーアンは「もう決めたんだ。母さんに負担をかけないと神父を続けられないなら辞めたっていい。僕に万人は愛せない。一番、大事なのは、母さんと姉さんだから」と言う。
会いに来たジャンチェンに「ユーシーなら…」と困ってしまうユーシー母。「まだ僕に会いたくないと?」とジャンチェンが聞くと、ユーシー母は「頑固な娘なもので…」と申し訳なさそうに答える。「失礼します」と言い、その場を後にするジャンチェン。
帰るジャンチェンをユーシーは見つめる。そんなユーシーに気づき「本当にいいの?」と母は言う。
部屋に戻ったユーシーが、つらそうに天燈のお守りを手に持つ。
帰りかけていたジャンチェンは、目が見えない頃、ユーシーから「用がある時、これを押してくれたら、どこからでも駆けつけるわ」と渡された呼び鈴のボタンを押す。
ユーシーが引き出しにしまっていた呼び鈴が鳴り、ユーシーはそれを取り出すと涙を流す。ジャンチェンが何度もボタンを押し、呼び鈴は鳴り続ける。
ジャンチェンを追いかけてきたユーシーは「もう来ないで。話すべきことは全部話したわ」と言う。「ウソだ。君は何か隠してる。誰かのためを思ってるのは分かってる。誰なんだ?」と言うジャンチェン。「誰でもないわ」とユーシーがごまかそうとすると、ジャンチェンはすかさず「違う。俺の知ってる君は軽々しく人を愛さない。錯覚を起こすなど、あり得ないことだ」と言う。何を隠してると。
泣きながら「何も隠してないわ」とユーシーは返す。ジャンチェンはそれでも「俺を好きになれてうれしいと言ってたね。俺の知ってる君は、自分を犠牲にしても愛する人を守ろうとする。今、君は誰を守ろうとしてる?」と聞く。「ユーシー」と強く呼ばれ「姉さんの心臓が痛むの。そんなの嫌だもの。ヤーティーはあなたを想う姉さんの心臓が自分の中にあると知ってる。その心臓が私たち2人のことを知って発作を起こしたの。私たちが付き合ってるせいよ。これ以上、姉さんの心臓に負担をかけたくない。ヤーティーの命を守りたい。姉さんの心臓にはヤーティーの命をつないでいてほしい。2人にはこれからも生き続けてほしいの。だから、どうかお願いよ、もう来ないで」とユーシーは話すと行ってしまう。ジャンチェンはウェイリエンから“ルオハンの心臓が移植されたからエーデルワイスを作ったと?なら、お前への想いも覚えているかもな”と言われたことを思い出す。
庭で泣いているユーシーに気づくユーアン。「姉さん、どうしたの?」とユーアンが聞くと「私は…誓いを破ってしまったの。互いに隠し事はしないと決めたのに、彼にウソをついた。ずっとそばにいると言ったのに、彼のもとを去った。どうすればいいの?好きなのに傷つけちゃった。彼を守りたかったのに、傷つけてしまうなんて」と話すユーシー。その話を聞いていた母は、ユーシーのもとへ歩いて行き抱き締める。
ジャンチェンはヤーティーの病室へ行く。ヤーティーに具合を聞いたあと、ベットの横にあった椅子に座るジャンチェン。どこか様子のおかしいジャンチェンに「何か悩み事が?」とヤーティーが聞く。「いや」と返したジャンチェンは「初めて会った日のことを覚えてる?」と言う。「もちろん」と答えるヤーティー。あなたはクッキーを探しに来た、一緒にクッキーを焼いて、私に名前の意味を聞いたと。
ジャンチェンは、あの時、俺はまだルオハンを想って暗闇の中に閉じこもっていた、ユーシーに出会って、そんな日々に変化が訪れた、彼女は言ってた、幸せを集めて積み重ねていけば、どんどん幸せになれる、それから彼女は俺の手を引いて再び世界を見せてくれた、何より彼女のおかげで、俺はまだ自分が人を愛せるとを知ったんだ、暗闇の中で燃え上がる光というものは最も温かくて輝かしいそうだ、ユーシーは俺にとってその光なんだ、とても大切で唯一のものだ、と話す。「なら、その光をしっかり守るべきだわ。永遠に温かい光を放ち続けてもらうために。そうよね?」と言うヤーティー。
泣きながら「だが、今の俺にできるだろうか。自信がないんだ」とジャンチェンは言う。そんなジャンチェンの頭に触れ、ヤーティーは「できるわ。あなたになら」と優しく言う。亡くなった人への想いは懐かしむものであって重荷にすべきものじゃない、時間と共に人は変わっていくのよ、過去に別れを告げるのを怖がらないで、新しい幸せを手に入れるためよ、と。ジャンチェンはヤーティーの手を強く握る。ヤーティーは「ユーシーを守ってあげて。あなたが幸せならルオハンさんも安心できる」と言う。
家に戻ってきてるユーアンにフェイフェイが会いにくる。「本当なの?神父を辞めた?」と聞くフェイフェイ。ユーアンが「本当だよ」と答えると、フェイフェイは嬉しそうにユーアンに抱きつく。少し困りながら「離れてほしい」とユーアンが言い、どうして?とフェイフェイが返す。「だって」と言いながら後ろを見るユーアン。
ーつづくー
ユーシー…(;д;)
ヤーティーのためだけじゃなく、ユーシーにとっては姉の心臓がすごく大事で…その気持ちも分かる。
今まではヤーティーがちょっと苦手だったの。
だけど、ジャンチェンと話した時のヤーティーはすごく優しくて(;△;)
ヤーティーの言葉がルオハンの言葉にも聞こえたというか。
発作もルオハンがジャンチェンとユーシーが結ばれるのが嫌で起きていたわけじゃなくて、自分がいたら2人が幸せになれないと想ったからかも…とも考えてしまう(;_;)
ユーアンは神父をやめる決断をしたのね(@^-^@)
お母さんのために神父を辞めたけど、フェイフェイともうまくいくといいな。
↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
よろしくお願いします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rain_sim.gif)
![にほんブログ村 テレビブログ 華流・アジアドラマ(韓国以外)へ](http://tv.blogmura.com/tv_asiandrama/img/tv_asiandrama88_31_pink_1.gif)
にほんブログ村
いつもポチッをありがとうございます(*´ー`*)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます