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中国ドラマ「秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~」第4話 あらすじ

2017年01月27日 16時09分37秒 | 秀麗伝(中)

「舞姫の悲哀」


田畑の世話をしていた劉秀(りゅうしゅう)と一緒に酒を飲む劉縯(りゅうえん)。劉縯は「陰麗華(いんれいか)はまだ独身で、結婚を焦ってもいない。諦めるのは早いぞ」と言う。「そうだな。私にも機会がありそうだ。安心してくれ、努力する」と言う劉秀。劉縯は「努力だと?土いじりは努力に入るのか?」と聞く。

劉秀は「私が戻ってきた時、この田畑は荒れ果てていた。だが今や豊に実っている。思うに万事は耕作と同様だ。真摯に向き合えば必ず豊かな成果が生じよう。天には定められた時がある。いつか好機が巡ってきて、兄上は高祖のように大事を成すはずだ。劉氏の納める漢を再興しよう」と田畑に向かって言う。「よく言った。お前の心にも暑い対しがあったのだな」と劉縯は喜ぶ。


ー 地皇3年。蝗害により飢饉が生じると、無数の民が故郷を捨てて流浪した。同じ頃、緑林軍から分かれた新市軍が南陽に至る。折しも寒波が南陽を襲い、民の暮らしは困窮を極めた ー


陰家荘。夜、子供を引き連れて穀物を盗もうとした尉遅峻(うっちしゅん)が麗華たちに捕まる。親玉が捕われたら子供たちは死ぬしかないと思った麗華は、食べ物を与えて解放することに。屋敷に侵入した罰として、罪を償うため陰家に命を懸けて仕えるよう尉遅峻に言う麗華。腕もたつし、守衛にぴったりだと。


劉秀の母は劉秀が麗華に想いを寄せていることを知る。しかし貧乏ゆえに結婚を申し込めないと分かり、自分が劉秀の幸せを潰したと思う母。


盤を使って鄧奉(とうほう)が城を攻め、陰興(いんきょう)が城を守って戦う。負けそうになり、麗華の知恵で勝つ事ができる鄧奉。悔しい陰興は今度は責める側になるが、城を守る麗華に敵わない。
すねて「もうやめる」と陰興は行ってしまう。


麗華は陰興に機嫌を損ねたお詫びとして、お菓子を渡す。「姉上は鄧奉をえこひいきしている。剣法にしても兵法にしても、鄧奉に教える時のほうが真剣だ」と言う陰興に「あなたは兄上に習ってる。さっきは勝てたのよ、諦めていなければね」と返す麗華。
麗華はこの数年、なぜ兵法を学んできたのか聞く。陰興が「将来、陰家を守るためだ」と答え、麗華は「その日は近いわ。新市軍と平林軍が手を結んだそうよ。朝廷が討伐に動けば南陽は戦場になる。兄上が不在の今、陰家を守るのはあなたよ」と話す。そんな中、麗華に陰識(いんしき)から文が届く。
陰識の文には納言将軍・元尤(げんゆう)に厚遇されていることが書かれていた。


丁柔(ていじゅう)と愛し合うようになった馮異(ふうい)は、丁柔を娶りたいと考え、厳将軍に頼んで自由の身にしてもらおうと考えていた。

厳尤(げんゆう)府。招いた王尋(おうじん)や陰識の前で踊る丁柔。王尋は美しい丁柔が気に入り、厳尤に譲ってほしいと言い出す。逆らうことができず、断われない厳尤。その場にいた馮異は我慢できず「私と丁柔は将来を誓った仲です。結婚をお許しください」と頼む。しかし王尋は諦めず、丁柔を無理やり連れていってしまう。


馮異は剣を持ち、丁柔を連れ戻しに行こうとする。それが分かった父は、馮異の持っていた剣の刃を素手で持つと、自分の首に持っていき「先に父を殺してゆけ。王尋は陛下の甥として絶大な権力を持つ。そんな男の怒りを買えば、一族皆殺しを免れぬ。一族滅亡を見るより死んだほうがマシだ。殺せ!」と言う。剣から手を離し、座り込む馮異。


丁柔は王尋から踊るように言われるが「私は恩人のために踊ります」と言い返し、踊ろうとしない。そこに馮異の笛の音が聞こえてくる。
それは范蠡(はんれい)と西施(せいし)の恋を描いた曲で、2人は互いへの愛を貫き、太湖を舟で逃げたと馮異が話していた。丁柔が「でも西施は范蠡を愛していながら、なぜ呉王に身を委ねたの?死を選べば身は汚されなかったわ」と言うと「死ぬより生きるほうが難しい。大義のためではなく、再会の日を夢みて生きたのだろう」と答えた馮異。
馮異の気持ちが曲で分かった丁柔は、涙を流しながら生き抜くために踊り始める。


陰識の文を持ってきた間者の琥珀(こはく)と手合わせをする陰興。琥珀とは共に育った仲だったが、陰興は最近、琥珀が自分に冷たいと感じていた。
槍で琥珀の手にケガを負わせてしまう陰興。陰興は手当てしようと言うが、琥珀は「この程度の傷、何でもありません」と言うと行ってしまう。


麗華はすっかり草の色が変わってしまった鳶を大切に持っていた。陰夫人は一日中、鳶を眺めている麗華に「誰からの贈り物?」と聞く。「古い友人からです」と答える麗華。
様子のおかしい母から、子供を身ごもっている鄧嬋の夫君が、最近2人も妾を迎えたと麗華は聞く。嫁ぎ先を誤ると一生が台無しになると思った母は、麗華に結婚を急がせることをやめ「心から愛した殿方に嫁ぎなさい」と言う。かつて蔡殿が陰識に麗華は非凡な娘だと言ったが、私にとっては血はつながっていなくても普通の娘、何を言われようともあなたの幸せが一番大事だと。


ーつづくー


細かくは書けなかったけど、尉遅峻が捕まるところも面白かったー(≧▽≦)
子供たちが次から次へ消えていき、からくりの火の着いた鳶で追い詰められて。
ちゃんと職も与えてあげる麗華はすごい。

馮異と丁柔が愛し合うようになるまでの過程が見たかったかも…。
助けてからの後でいきなりだったから。
それにしても王尋が酷すぎる!!( ̄^ ̄メ)
将来を誓った仲だと言っているのに引き裂いたりして。
でも笛の音で馮異が気持ちを伝えたところはすごくよかった。切なかったけど…(;△;)


范蠡と西施については「諍い女」や「風中の縁」の中にもちょっとだけ出てきましたね。
他にもあったかな?



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4 コメント

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宙づり? (time)
2017-01-29 20:36:04
尉遅峻の子供たちとの忍び込みは面白かったですね。
ちゃんと志のあるキャラなので、
麗華が場を与えてくれてよかったです。

そして、馮異達は早くも試練へ。。。
笛のシーンはやっぱりいいですね。
クイーンズの黄維徳さんのシーンを思い出しました。
あと、習字のシーンは皆さんお分かりのあのシーンを。
范蠡と西施のエピは最近の女たちの孫子英雄伝の印象がすごく強いです。

生きさえすれば、希望が叶うときも来るはず
それを信じて乗り越えてほしいです。
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遅くなったけど (Berry)
2017-02-05 00:51:23
ハンシュクの方になかなかコメント出来なくてこちらに失礼をします。
かわいそう〜〜せめてこちらでは幸せになってー。お父さん!命までかけないで、邪魔しないであげてよ〜〜 と、つぶやいてしまいます。
返信する
悲恋だけど、ここもいい回でした (ねこ)
2017-02-14 22:05:25
尉遅峻が岳飛の息子(岳雲)役の人なんですね。
お茶会で教えてもらって思い出しました。
たくさんの子連れの賊っていうだけで、いい人そう。
このお話の賊って、今のところ皆悪者ではなさそうです。

馮異と丁柔も悲しいです。
舟で助けに来たのかと思えばそういうことだったんですね。この回もぐっときました。
馮異はハンシュクの鄧将軍と言われなければ、私には分からなかったわ。

陰興と琥珀もカップルになりそうかな。
また悲恋になりませんように。
返信する
妾。。。 (くるみ)
2017-02-21 23:53:50
尉遅峻は岳飛の息子だったんですね。
ハンシュクを見たばかりなので馮異はわかりました(^^)v
お顔は同じでも、ハンシュクの鄧将軍とは違うタイプでしょうか。

鄧奉と陰興はよく似ていますね。兄弟みたい。
顔じゃなくて服の色でしか識別できない。。( ̄▽ ̄;)
見ているうちに区別がついてくるかなぁ??

馮異は父に逆らえなかったけど、笛の音色で丁柔と気持ちが通じ合いましたね。素敵なシーンでしたね。

最後、鄧嬋が心配です。もう3年の月日が経っているのですね。
妾より正妻のほうがずっと良いといわれても、正妻になっても妾の存在に苦しむことも。
どちらが幸せとは一概に言えないかも。
それなら好きな人(陰識)に嫁げていたほうが鄧嬋にとっては幸せでしたよね。
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