中国ドラマ「続・宮廷女官 若曦ー輪廻の恋ー」第15話 あらすじ

張暁の服を着た藍蘭に、張暁だと思い込んだ司瀚が声をかけてくる。「お薦めのオペラがあるんだ、今夜どう?」と司瀚は聞く。「考えておくわ。また連絡する」と言い、悟られないよう足早に去る藍蘭。普段とは違う張暁に司瀚は違和感を感じる。


赤いコートを着て帰宅する張暁の前に、突然、韓青が現れる。「瑪娃、なぜ他の男を愛した。奴が君の望む世界を与えられると?」と言う韓青。張暁は「人違いじゃないですか?」と言って行こうとするが、韓青に手をつかまれてしまう。「ボスは俺の恩人であり、君の親代わりだ。俺は君のように裏切らない。裏切り者が一番許せないんだ。代償は払ってもらう」と言い韓青は張暁の頬を殴る。倒れる張暁。その様子を見ていた司宇が駆け寄り助けようとするが、司宇も殴られてしまう。しかしそのおかげで人目を引く事になり、韓青は逃げて行く。

殴られていたのが藍蘭だと思っていた司宇は、社員証で張暁だと知る。急いで救急車を呼び、意識のない張暁は病院へ。


張暁は数日安静にすれば大丈夫だった。司瀚と黄棣が来た事に気づき、司宇は急いで隠れる。

寝ている張暁に司瀚と黄棣が駆け寄ると、じきに張暁が目を覚ます。体を起こした張暁は「天国と地獄を味わったわ。藍蘭と仲良くなって服も交換したのに、わけも分からず襲われるなんて」と言う。


殷正は連絡の取れなかった藍蘭を部屋で見つける。誰にも会いたくなかったの、と涙を流す藍蘭。そばにいさせてと。
殷正に肩を抱かれながら、タロットで占った悪人のことだけど、たぶん康司瀚じゃないわ、あなたが信頼してる人だと思う、と藍蘭は言う。しかし一番信頼していて親しいのは君だ、でも君は僕を陥れないと言う殷正。そこに司瀚から電話がかかってくる。

「藍さんが原因で張暁が襲われたぞ」と怒りながら言う司瀚。殷正が「急に何を言う」と言うと、司瀚は「だったら彼女に尋ねろ。なぜ服を交換した」と司瀚は返す。殷正は話は会社で聞くと言い電話を切る。


防犯カメラを調べていた司宇は、張暁を襲った男を見つける。
「襲ったのはこの男だ」と言って司瀚に写真を見せる司宇。司瀚は藍蘭と服を交換した彼女が襲われたということは、狙いは藍蘭か?と言う。「あり得るよ」とうなずいた司宇は、男に見覚えがあったが、まだ正体は分からない。そこに殷正が通りかかる。襲った男の写真を殷正に見せる司瀚。心当たりがあった殷正だったが「知るわけがない」と言う。


殷成貴を訪ねた殷正は「韓青は?」と聞く。タイに行ってる、今日、帰国すると言う殷成貴。ここ数日、タイにいたと。
殷正は昨日、会社の女性社員が襲われたと話す。殷成貴が「その話しなら聞いた。藍蘭にそっくりの女性だったと」と言うと、狙われたのは藍蘭かもしれないと返す殷正。しかし殷成貴は藍蘭は教養があって優しい女性、狙われるのは妙だ、狙いはお前では?ようやく短編映画の制作にこぎつけたのだから失敗は許されない、特に康司瀚はお前の動向を見張っている、足元を救われないよう注意しろ、と言う。その時、荷物を持った韓青が帰ってくる。

「数日の出張なのに大荷物ですね」と言う殷正。殷成貴は向こうの食材も持ち帰ってもらったとごまかし、具合の悪いフリをする。「休んでください」と言い、殷正は帰っていく。


張暁は控え室へ木蘭の花を持って行く。しかしドアが開いたままで、藍蘭の姿はどこにもなかった。
張暁が花瓶に木蘭を生けていると、戻ってきた藍蘭が「誰が入れと?」と言う。さらに、失礼な人ね、親に教わらなかったの?主がいない時は勝手に入るなとね、と言う藍蘭。数日、花を替えに来なかったことも藍蘭に責められ、張暁は数日前に襲われケガをして休んでいたと話す。それでも「でも殷副会長は、この部屋の木蘭は毎日新しく替えると言ってた」と藍蘭は言う。「あなたこそ私を友達だと言ったわ。でも、また元に戻ったみたい」と返した張暁は、閉所恐怖症だというのは本当?と言う。

「信じるなんてバカね」と言う藍蘭。張暁は北京へ来たのは誰かに追われてじゃない?と聞く。私は有名モデル、逃げるなんてあり得ないし、悩み事もないと藍蘭は答える。しかし張暁はあなたの服を着て私は襲われた、そして襲った人は警告するかのようだったと話す。そして私を"瑪娃"と呼んだと。藍蘭はすぐに出て行くように言う。

張暁が控え室を出て行ったすぐ後、藍蘭に電話がかかってくる。藍蘭が出ると「瑪娃、私だよ」と言う殷成貴。すぐに電話を切った藍蘭は、泣きながら花瓶に生けた木蘭を抱き締める。


新商品の短編映画「羽西令嬢の秘密」がクランクイン目前に迫る。震天グループのネット放送局も開局間近なことから、取締役会でクランクインの式典と開局の式典を同時に行ない、ネット放送で中継してはどうかという提案をする殷正。震天は異論がなければ採用すると言う。

震天はイギリスの会社と比べて我が社はどうかと司瀚に聞く。司瀚は業績は優秀だが、管理面では穴も見られる、また独断的すぎて手段を選ばない責任者もいて放置しておけばいずれ問題が起きると指摘。
100パーセント天然成分の製品を開発したい震天は、司瀚に取り組むように言う。


取締役会が終わった後、震天は目眩に襲われる。そんな震天を見かけた張暁が声をかけ、震天を会長室まで支えて行くことに。
襲われた時の話しになり「藍蘭のコートを着ていたらしいな」と言う震天。「珍しく親切にされたんです。私の考え過ぎですね」と張暁は答える。震天が「君は心が広いな」と言うと「この世に悪い人はいないと父から教わったんです」と返す張暁。震天は「当然、藍蘭は無関係だと
思いたい。2人には姉妹同然であってほしいからな。そうすれば殷正と司瀚も和解できるかもしれん」と話す。張暁は「私は大丈夫ですが、藍蘭が私を嫌っています。無理ですね」と寂しそうに言う。


殷正と藍蘭は「羽西令嬢の秘密」に乾杯してワインを飲む。今日、司瀚に噛み付かれた、君の服を着たから襲われたと、と話す殷正。「私が原因だとでも言うの?」と不愉快そうに藍蘭は言う。何でも私のせいにしたいのね、と。殷正は司瀚から頼まれた男の写真を藍蘭に見せる。「見覚えある?」と殷正から聞かれ、平静を装いながら、ええ、あなたの叔父さんの部下よ、誕生日パーティーで見た、と答える藍蘭。この男が張暁を襲った男だと聞き、藍蘭はウンザリしたように「結局、張暁のことになるわけね」と言う。

藍蘭の肩を抱き寄せ「怒らないでくれ。ただ何があっても僕に隠し事はしないでくれ。僕が欲しいのは君のすべてだからね」と言う殷正。藍蘭は突然、殷正にしがみつき「あなたを愛してる。離れたくないわ。混乱してる」と言う。
藍蘭はまた近所の女の子の話しを始める。母が電話で彼女が行方不明になったと言っていた、きっと養父の暴力に耐えられず逃げ出したのよ、気の毒すぎる、もしかして売春したり麻薬を売ることを強要されてたかも、考えるだけで怖い、なぜ世の中は不公平なの?と涙を流す藍蘭。家を離れたことは悪いことじゃないかも、養父からは逃れられると殷正は言う。

渡す物があると、藍蘭は木蘭の簪を見せる。驚く殷正に「数日後、ロケで部屋を空けるから心配でね。それに、これは特別な時に贈ってほしいの」と藍蘭は言う。それが一生忘れられない瞬間だと聞き、プロポーズの時だと思う殷正。

電話がかかってきた殷正は、トラブルのため会社へ戻らなくてはいけなくなる。殷正が部屋を出て行ったあと、韓青から藍蘭に電話が。動揺した藍蘭は"殷成貴さん、これ以上、協力できないわ。韓青を使っても無駄よ。あなたたちとの通話は録音してる。康震天や殷正に聞かれたくないはずよね。あなたの過去も詳しくまとめておいたわ。もし殷正が見たら父親代わりのあなたを二度と信じないはずよ。自重することね"というメールを殷成貴に送る。


藍蘭からのメールを読んだ殷成貴は「反抗するだけでなく、私を脅迫するとは」と怒り、韓青に対処しろと命じる。


短編映画のクランクイン式典の日。会場へ向かおうとしていた藍蘭だったが、韓青の姿を見つけ車に乗って逃げ出す。追いかける韓青。
一方、会場にいた殷正は藍蘭が来ないまま会長や来賓が到着し焦っていた。そんな中、殷正は偶然目にした張暁を藍蘭の身代わりにすることにする。

張暁に有無も言わせず、藍蘭になり切れと言う殷正。僕の目配せに従って行動してくれと。
メイクをされ、清代の衣装を着せられた張暁は、藍蘭として集まったマスコミの前に立つ。インタビューで「噂では殷副会長とお付き合いされているとか」と質問され、コメントに困ってしまう張暁。張暁の横に来た殷正が「確かに交際中です。彼女のポテンシャルの高さに惹かれました」と代わりに答えると、殷正との恋が熱いことを証明するためにキスをするようマスコミ陣から言われてしまう。張暁は困ってしまうが、そんな張暁にキスをする殷正。そのキスをようやく韓青をまいて会場に来る事ができた藍蘭が見てしまう。


ーつづくー


やっぱり張暁が襲われちゃったΣ(￣ロ￣lll)
韓青、ひどいよひどいよ。
とにかく司宇が来てくれて本当に良かった(；_；)

殷正も殷成貴が何か怪しいと気付き始めたかも?

藍蘭はますます追い詰められて…。
でも殷正にいつまでも隠しておくのにも限界はあるし、殷成貴から逃げるにも限界があるよね…。

そしてそしてそして、張暁と殷正がーーーーー!!!
きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(〃艸〃)
もうドキドキドキドキして何度もリピリピリピ。
今の時点ではお互い好き同士ではないけれど、いいのいいの。
やっぱりこの2人じゃなくちゃ!!
藍蘭には可哀想だけど…。



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