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中国ドラマ「孤高の花 ~General&I~」第46話 あらすじ

2017年12月11日 15時33分37秒 | 孤高の花(中)

「ささやかな幸せ」


乳母に則慶を部屋へ連れて行かせた後「世は動き続けて、思いもよらないことが時には起こる。なれど私たちにはお互いがいて、子供たちもいるわ。過ぎたことはしかたない。私たちは今後も生きてゆかなくては」と娉婷を励ます陽鳳。うなずいた娉婷は「酔菊の墓は?」と聞く。陽鳳は「酔菊とは、どういう人なの」と尋ねる。「この世で誰よりも愛らしく、優しい娘だったの。あまりにむごい」と言う娉婷。

陽鳳は墓へは今度、連れて行くと話し、ためらいながら「それから…実は、あなたに聞きたいことが」と言う。娉婷が「何を?」と言い「どうすればよいか私と夫には分からず、あなたに話すべきかどうか、とても迷ったのよ。楚北捷が来たわ」と言う陽鳳。あなたがここへくると思い捜しに来たのよ、そして、あなたの死を知った、あの人は心の底から悲しみ、埋葬後は一睡もすることなく3日も墓前にいた、そして去っていった、あなたはどうしたい?と。

「追えば間に合う」と言う陽鳳に「いいの。私があの人に裏切られたと思う?」と聞く娉婷。陽鳳が「違うの?」と言うと、娉婷は首を横に振り「私があの人を不幸にした。合わす顔がないわ。合ってはいけないの。あなたは私を賢いと言うし、私にも自信があった“自分は何でも見通せる者だ”とね。なれど私ときたら、世の道理さえはき違えて、勝手な希望を抱いていた。その期待が、この世に恩知らずな侍女を生み出し、逆臣の将軍を生んだわ。もう北捷様に会えない」と話す。そして「白娉婷が死んだのなら、それでいい。白娉婷はすでに埋葬された。悲しむ人は泣き、喜ぶ人は笑ったのだから、また姿を見せたなら、皆の迷惑になるだけだわ」と言う娉婷。

陽鳳は娉婷と隠棲するため、家来や侍女たちに暇を出し、誰も私たちの知らない場所へ行こうと話す。娉婷は陽鳳たちを巻き添えにできないと言うが、そこに来た則尹も、隠棲することは前から妻と約束していた、家来などおらずとも自分たちで生きていける、と言ってくれる。


庭でひざまずき続けていた風音(ほういん)から、貴丞相の休養願いを受け取ってきた緑衣。耀天皇女は「あの者をどう思う?」と緑衣に聞く。「至って平凡な娘に見えますわ」と緑衣が答えると「あれは丞相の義理の娘で、駙馬の側室候補らしい」と話す皇女。緑衣は気に入らないが「駙馬と丞相は不仲だが、軍務と政務を担う2人に私は公平であらねば。時には丞相の意向を汲むことも必要なのだ。さすれば2人の争いも鎮められる。一方は私の夫、もう一方は肉親のような重臣だ。あの2人がいればこそ、白蘭は繁栄する。私は大局を見据えて考えている」と話す。
緑衣は明日にも風音を駙馬の屋敷へ行かせることに。皇女は丞相にも“病を口実に、休んではならぬ”と緑衣に伝えさせる。


皇女の命で美姫を賜ることになり、驚く何侠。冬灼は「皇女様は、まだ間者を増やす気ですか」と言う。そこに若い娘が来たという知らせが。何侠は「来たからには迎えよう」と冬灼に言う。

風音の選んだ部屋は、娉婷の部屋だった。「以前の侍女が住んだ部屋を頂けますか」と風音に言われ、何侠は冬灼に「すぐに掃除させ、住みやすくしてやれ」と話す。


夜。傷を負った飛照行が何侠を訪ねてくる。「実は元の主人に命を狙われました。燕王に陰謀が露見するのを恐れ、私を亡き者にしようと。そこでお願いが。私を手下にしてください」と頼む飛照行。何侠は「よかろう、願いをかなえる」と言う。


城守の屋敷。「いつまで閉じ込めておくの。さっさと殺せば?」と番麓に言う酔菊。酔菊に近づいた番麓が「山へ戻そうか」と言う。そして布団を体に巻いている酔菊に「連れていってもいいが、その前に衣を着ろ」と言う番麓。酔菊が「着ろと言うなら、私の衣を返してよ」と言い返し、番麓は「衣装箱の中を見ていないのか?」と言うと、行ってしまう。
衣装箱の中に衣を見つけ、酔菊は喜ぶ。


則尹は家来や侍女たちに暇を出す。「次は住む場所を決めなくては」と則尹に陽鳳が話ていると「松森山脈の近くの村を思い出したわ。貧しい村だけれど、善良な人たちが住んでいる。あそこなら、よいと思う」と言いながら娉婷が来る。
娉婷が言うなら間違いないと思う陽鳳。


“白娉婷”の墓へ行った娉婷。墓前に座った娉婷は「酔菊。これが私の友、陽鳳よ。琴の名手の陽鳳を噂に聞いたとあなたは話していたわね。私と陽鳳の合奏を聞きたがっていたわ。だから今日は、私たちの琴を聴いてね」と泣きながら語りかける。

琴を弾き終わった娉婷は「曲が終われば人は去りゆく。土中には、よき友が眠る。陽鳳、酔菊は世を去り、北捷様にも、もう会えない」と言うと琴をなでる。そして「二度と琴は弾かないわ」と言うと、琴を割ってしまう娉婷。


娉婷たちは松森山脈の近くの村へ馬車で向かう。


数年後。娉婷たちは阿漢や村人たちと梅を作り、生活していた。

夜。子供の長笑を寝かしつけ、部屋を出て行く娉婷。しばらくして娉婷が寝台を見ると、長笑がいなくなっていた。

隣の部屋にいた長笑を見つけた娉婷は、帳簿を書き換えていたことを知り理由を聞く。「阿漢さんが、かっこいい木剣をくれたんだ」と答える長笑。母上はいつも言ってる、“受けた恩は倍にして返せ”って、僕だって倍にして返すんだ、と。明日、村の人たちにお金を配ることを知っている長笑は、阿漢にはいっぱいあげたいと考えていた。
僕をたたかない?と聞く長笑に、娉婷は「もちろんよ。帳簿をいじったこと以外は、何も悪くない」と話す。


翌日。売り上げの分け前を村人たちに配る娉婷たち。途中でおかしいことに気づいた陽鳳が、娉婷を連れて行き「誰かが帳簿の金額を変えたわ」とそっと言う。「いいのよ。私の蓄えから上乗せした」と言う娉婷。「なぜ?」と陽鳳が聞くと、娉婷は「私と長笑の秘密よ」と答える。

娉婷はみんなの働きで今年は大豊作になり、梅酒もよく売れたと村人たちに感謝する。生活が豊になった村人たちは、娉婷は村の恩人だと言い、村長になってもらおうと言う。


ーつづくー


皇女が何侠に側室を迎えるとは(✽ ゚д゚ ✽)
何侠と貴丞相を公平に…も大事かもしれないけど、何侠の気持ちは?
相談もせずに決めたのも、ちょっと…。

娉婷は子供に長笑と名付けたのね。
いずれ、その名にした意味を北捷に話す時がくるかな?

それにても長笑がすごく可愛いくて。
特に武術をしている姿が微笑ましい(*´∇`*)
北捷にも見せてあげたい。



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6 コメント

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可愛い長笑 (媛みかん)
2017-12-13 23:26:11
大局を見据えてるという皇女ですが…風音の登場に、どんな意味が?


今回の超目玉は『長笑』!
とても『ほくしょうさま』に似ていて、可愛いです!!

小さな大物ぶりも、「この上なく、よい」デス。


大好きキャラの酔菊は、この先どうなるのでしょう…

そして『ほくしょうさま』は?
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うささんに感謝! (媛みかん)
2017-12-18 03:43:28
しばし、ブログを休まれる…という事なので、あえて、ここに書かせて頂きます。

仕事柄、見過ごす回もあり、そんな時は、何度も読ませて頂き予習復習し、次回を見てました。
副読本のように、とても有りがたかったです!

DVDが出たので、今は、見逃した回を見てますが、再放送を見てる気がします。
其れ程に、うささんが、時間をかけ、丁寧な文章でUPして下さっているのだと、改めて感謝です!!

品よく堂々とし、一途な想いを貫く『ほくしょうさま』
可憐な美しさの上に頭脳明晰、情にあつく優しい『へいてい』
はらはらドキドキしたり、イラッとしたりしましたが、このあと、きっと結ばれると期待し、初心者の私を、ここまで夢中にさせてくれた、うささんに感謝し、よいお年を迎えられます様に、お祈り致します。
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あらすじ、ありがとう (ねこ)
2017-12-18 14:18:47
今度はあの骸骨が酔菊になってしまったのね( ̄▽ ̄)
酔菊はあれからどうなったのでしょうか?

長笑がすっごくかわいいですね。

ひっそりと長笑と静かに暮らしたいと言っていた娉婷が、村長になると困るよね~

などど、前回のお茶会でも突っ込みながら、うささんとお話してました。
「孤高の花」を楽しく視聴できたのも、うささんのおかげです。ありがとう♪
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うささん…今日が最終回でした。 (媛みかん)
2017-12-26 23:01:38
いよいよ終わってしまいましたね!

いっぱいの感動を、頂きました!!

『ほくしょうさま』と何侠の戦いは、迫力満点。
最後にか細い『へいてい』が、『ほくしょうさま』を護る為に、何侠に向かっていくんですね。
かつて、皇女が何侠を守る為に、したように…。
何侠の想いが、記憶の時を遡り、本当は誰を愛していたか…思い出した瞬間、『へいてい』の身体を『ほくしょうさま』の腕のなかへ。
あの頃の若様です!

ずっと好きになれなかった何侠キャラでしたが、最後は許せました。


『ほくしょうさま』と『へいてい』の皇帝&皇后の姿の、豪華絢爛で、美しかった事!
ため息、うっとりです!!!

どのシーンも、『ほくしょうさま』のキスが上手で、ウォレス・チャンさんのファンになりました。

品があり堂々としていて、『へいてい』を、微笑みながら、そっと見つめる姿が最高です!


うささん、最終回まで引っ張って頂き、やはり、もう一度いわせて下さい「ありがとうございます!」

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涙の最終回 (ねこ)
2017-12-28 10:21:53
とうとう終わってしまいましたね。
再度うささんにお礼を兼ねて、コメントをさせてください。

不覚にも、何侠の最期に涙してしまいました。
媛みかんさんも書かれているように
皇女との回想で改心した何侠に全て持っていかれました~

2人の戦いは迫力満点でしたが、あんなに強かった北捷なのに、戦疲れできっとヘロヘロだったんでしょうね。
娉婷が「長笑を頼んだわよ。私を忘れて」と何侠に体当たりしたのに感動しました。

が、やはりここは突っ込みどころ、笑
かなり下まで一緒に落ちてたのに、何侠が突き放した場所は結構上のところだったような。
でも最後の数話は、突っ込みどころより、見応えたっぷりでした。

酔菊の手紙を待ってた漠然はホントに可哀そうだったけど
酔菊と番麓(まさかの活躍)は幸せそうだったし、則尹は生きていたし、冬灼も最後まで残ってたし、北捷と娉婷のお雛様のような艶姿が見られたしで、HAPPYENDでめでたしめでたしでした。

できたら、梅林で全員集合感動ご対面とか、その後のことが見たかったです。


最初は視聴スタートが出遅れてて
うささんのお茶会で「金丹」を知り「洞窟&キスシーンが多い」を教えてもらい追いつきました。
だんだん面白くなって、突っ込みどころ満載。
こんなに楽しみながら見られるとは思ってもいませんでした。
うささん、ありがとうございました。

HAPPYENDでしたが、私にはとっても感傷的なドラマになりました・・・・・うささ~ん

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見終わりました (くるみ)
2018-01-15 15:15:52
随分遅くなってしまいましたが、孤高の花、見終わってますので一言感想をいいに来ました~(*^^)

私は全体を通して一番泣けたのは、ヨウテン皇女の最後でした。
国を背負う立場と、夫に尽くす妻でいたいという板挟みになってあんな選択を( ;∀;)
ラブラブモードの時を見てるから余計に泣けました。
何侠が最後にヘイテイを助けたのは、皇女に重ね合わせたからで、つまりヨウテン皇女の愛がヘイテイの命を救ったように思えました。

その何侠も、道を誤ったけれど憎み切れないところもあって、ある意味主役よりも目立つ役どころでしたね。

このドラマ、脇役も魅力的なキャラが揃っていて、酔菊も番麓も漠然も則尹も、まだまだ見ていたかったです。
そしてねこさんと同じく、ハッピーエンドの皆のその後のシーンを見たかったです。
皇帝と皇后になった二人はこれからが大変そう・・。
本来の望む生き方とは違うと思うから、ハッピーエンドながらどこか切なさを感じるラストでしたね。

一言・・と言いながら長くなっちゃいました( ̄▽ ̄;)
長編にも関わらず最後まで楽しく見れたのも、うささんや皆さんとご一緒できたからだと思います♪
うささん、皆さん、引き続き趙雲伝でもよろしくお願いします。
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