中国時代劇「鳳凰伝 ～永遠(とわ)の約束～」第3話 あらすじ

葉凝芝(ようぎょうし)…ハー・ホンシャン
魏広(ぎこう)…シュー・ジェンシー　　尚官局・轄司令
朗坤(ろうこん)…ウェイン・ライ　　尚官局・司正



「覚悟の企て」


死体が魏広(ぎこう)の部屋へ運ばれて来る。その男は魏広が文を宮中に届けるよう頼んだ者だった。男が燃やそうとした文は大した内容ではなかったが、自害した後、宿から別の文が発見される。朗坤から問い詰められ、自分が書いたと認める魏広。文の内容は楊彪(ようひょう)への告発だった。楊彪への告発は私への告発と同じだと怒った朗坤は、楊彪に魏広を処罰するよう命じる。


縄で縛った魏広を鞭で打つ楊彪。そんな魏広の姿を故郷に戻れば二度と会えなくなると思って会いにきた葉凝芝(ようぎょうし)が見てしまう。さらに、ここからは朗殿の分だ、葉凝芝を見初め涵城にいらっしゃったのにお前が奪った、と言う楊彪の言葉も聞いてしまう葉凝芝。助けに行こうとする葉凝芝を阿俏(あしょう)と阿嬌(あきょう)が止め、気づいた魏広も来ないよう首を左右に振る。


魏広、朗坤、楊彪が雑技団を見に来る。自分のせいで魏広がひどい目に遭わされたと知った葉凝芝は、炎舞で回していた火を楊彪へ投げる。楊彪の腕にあたり、袖が燃える楊彪。葉凝芝は大衆の前で怒る楊彪に、絹織物店の娘・王小麗は半月前に飛び降り自殺をした、死んだ理由はこの男に汚されたから、と言い放つ。先月28日母親が倒れたと騙し、小麗さんを北帝廟へ呼び陵辱した、信頼を得るため自分といれば小麗さんを狙う朗殿から身を守ってやると約束したと。朗坤にぬれぎぬだと楊彪は訴えるが、大衆を敵に回せない朗坤は処罰をするよう告げる。楊彪は雑技団員や大衆たちに殴られてしまう。


朗坤の元に魏広の後から殴られた楊彪が運ばれて来る。無実だと朗坤に言う楊彪。しかし大衆の怒りを買った楊彪に、受け入れるしかない、と朗坤は言う。だが泣き寝入りはさせないと思った朗坤は、葉凝芝は先月28日の出来事だと言っていたが、先月、線香をあげに北帝廟へ行った時、柱が白蟻に食われ二月(ふたつき)閉鎖していると言われた、あの娘に騙されたと言い出す。そして魏広になぜ凝芝が楊彪に罪をなすりつけたのか聞く朗坤。

魏広は楊殿を非難したのは主人を矢面に出すため、標的は皇后様だと答える。皇后様に敵対するのは北応王と南平王、陣営には200人の役人がいる、と。策を聞く朗坤。魏広は敵をおびき出し反撃する、朗殿と私は北応王の情報を集め次の矢を待つと話す。


魏広が部屋に隠してあった通行手形を手に持つと楊彪が入って来る。傷を負っている楊彪に自業自得だと言って出て行く魏広。


雑技団。葉凝芝は楊彪にしたことで母・羅英(らえい)に叱られていた。そこに魏広がくる。朗坤が怒っていることを伝え、子午山へ逃げるように言う魏広。子午山の洞窟に隠れろ、変装した手下に文を届けさせどう戦うかを指示すると。通行手形を渡された葉凝芝は、故郷での結婚式が遅れてしまうのでは?と魏広に尋ねる。魏広は答えずその場を後にする。


雑技団約20名が逃走し、張によって30名の兵が子午山へ送られる。魏広は、南風を利用し山の南に火を放てば火はすぐに広がり凝芝たちは逃げ出す、その際に張殿の兵を北に待ち伏せさせやつらを捕らえる、と朗坤に提案。朗坤は張に準備をさせる。


山の南側に火が放たれ、洞窟にいた雑技団たちは焦る。そんな中、現在、南風が火を運んでいるが子午山の地形は複雑、風は南向きに変わる、兵たちは火に焼かれる、皆さんは私の指示に従ってください、という魏広からの文が届く。団員たちは魏広の言葉を信じることにする。


火を放ったのに誰も捕まえることができず激怒する朗坤。そこへ王士官が挨拶に来る。洪水のあった陽城へ救済に来たと言う王士官。しかしそれは表向きで、本当は穀物を高く売りさばきに来ていた。兵の私用は違反だが朗坤は穀物のことで脅し、王士官の兵たちに葉凝芝の首を取れば褒美として金500両を贈ると伝えるよう告げる。


洞窟にいる雑技団たちに魏広からの文が。兵100人が山を捜索する、“貧欲と恐怖”が敵を負かす、北霛猴石の洞窟へ移動しなさい、ここの通路は狭く3〜4人並ぶのが精一杯だ、ある物を届ける、使い方はまた説明する、と文には書かれていた。
葉凝芝たちは魏広が使わした兵たちの顔に傷を描く。


魏広から葉凝芝にだけ文が届く。自分を責めているであろう葉凝芝を励まし、敵と戦う勇気を与える魏広。葉凝芝は生きることを約束する。


北霛猴石の洞窟に誘い込んだ王士官と兵100人が入って来る。葉凝芝たちによって顔に傷を描かれた兵たちは、そんな王士官たちの元へ駆けて行き鷹にやられたと訴える。それを聞き勢いをつけて攻めて来た王士官と兵たちに、たくさんの鷹を放つ葉凝芝たち。狭い通路で王士官や兵たちは鷹にやられてしまう。


兵に支えられなから朗坤の元へ戻って来た王士官。兵たちは死者や負傷兵が出て、無事だったのは十数人だけだった。
魏広は問題解決のために熟考すると言い部屋を出て行く。

楊彪は魏広を追いかけるが、入ったはずの部屋に魏広はおらず窓が開いていた。


馬に乗り逃げていた雑技団の元へ行った魏広。朗坤たちの目的である葉凝芝以外の団員たちに北へ行くように言う。あとで追いつくと。
羅英は魏広と一緒に行くよう葉凝芝に言う。


魏広と一緒に馬に乗り、皆と別れた葉凝芝。夜になり2人が焚き火を前に座っていると、葉凝芝が蛍を見つける。蛍を取り合う葉凝芝と魏広。魏広は葉凝芝を見ながら、蛍が飛び死は生を生む、君の道を照らすなら私も命を懸けよう、とつぶやく。
その後、2人は流れ星を見る。葉凝芝が急いで願い事をし、きっと叶う、と魏広が言う。


翌日。出発した葉凝芝と魏広。一休みしている時、また葉凝芝が自分のせいで結婚が遅れてしまうと魏広を心配する。君の気持ちは分かっている、と魏広が言ったところに、兵を率いた楊彪が。逃げた葉凝芝と魏広だったが、2人とも放たれた矢が刺さり崖から落ちてしまう。そのまま2人は水中へ。


ーつづくー


魏広の仕返しをしたいのは分かるけど、葉凝芝は無茶しちゃったねヾ(･ω･`;)ﾉ

鷹の数がすごすぎ(✽ ﾟдﾟ ✽)
魏広は一体どれだけ買ったの?
まさか雑技団が兵に勝つとは思わないよねー。
朗坤は相当イライラしたと思う(*´艸`*)

蛍を捕まえる葉凝芝を見ながら言った魏広の言葉。
魏広ももう葉凝芝を好きになったのかな?
2人で過ごした蛍のシーンや流れ星のシーンがよかった(⁎˃ᴗ˂⁎)



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