葉凝芝(ようぎょうし)…ハー・ホンシャン
魏広(ぎこう)…シュー・ジェンシー 尚官局・轄司令
鄭淑君(ていしゅくくん)…ツァオ・シーウェン 皇后
朗坤(ろうこん)…ウェイン・ライ 尚官局・司正
「不吉な予言」
皇后は牢にいる厳寛に会いに行き、傅貴妃と弟が処刑されたと知らせ、こたびはお前の負けね、と言う。負け?私の命ある限りこの対決は終わらぬ、と言う厳寛。そして厳寛は、私と勝負できるのは葉凝芝のみ、勝つも凝芝、負けるも凝芝、凝芝は大勢を救い大勢を殺すでしょう、と話す。さらに、昨晩の天象によると一月(ひとつき)のうちに彦都のに町中で葬儀が行われ白布が掛けられる、最も権力を持つ者が死ぬのか?、陛下か?、それとも皇后様か?、と言う。
三品の総管を捕えて連れていく朗坤を見た葉凝芝。葉凝芝は“朗坤を殺すな”となぜ言ったのか魏広に尋ねる。朗坤の目には謎めいたものがある、皇后の犬にとどまらない、とにかく皇后様に重用されている、と答える魏広。皇子の件で葉凝芝は皇后を怒らせていた。魏広に進言してもらおうと思った葉凝芝だったが、皇后は聞かない、朗坤の勝手放題をわざと放任しておいでだ、と魏広は言う。
梨花学堂の容少使、紫鈴、夢婷の行いが悪く規則に反したという理由で朗坤が連行する。それを知った葉凝芝は皇后に助けを求める。しかし皇后は違反した方が悪い、朗坤は事実を明らかにしたいだけ、と聞いてくれない。3人が無実と知りながら朗坤の横暴を許すのは後宮を混乱させるためですか?と言う葉凝芝。そして、皇后様は誰もが朗坤のように従順な犬になることをお望みです、と言う。この宮中にあるのは見せかけの好意ばかり、真心など要らぬ、欲しいのは従順さだけ、お前は後宮の醜さを知らぬのだ、と言う皇后。
怒った皇后から葉凝芝は永徳宮の勤めを解かれ承祥宮へ行かされることに。葉凝芝は皇后に目通りすることも許されない。
夜中に宮女の部屋へ来た魏広が葉凝芝と会う。魏広は葉凝芝が皇后に解雇されたことを知っていた。怒りに任せて思わず…と言う葉凝芝。魏広は、それが君だ、善良なんだ、そこが好きだ、と言う。
連行されたのは傅貴妃の配下だがそれは口実だった。権勢が弱まれば朗坤も無茶はできない、皇太后様に仕えるのは幸運かも、と話す魏広。
戻る魏広を葉凝芝は後ろから抱きしめる。
葉凝芝が気が晴れない皇太后を楽しませようとし、皇太后は皇后が気にいるはずだと言う。とんでもない、永徳宮を追い出されました、と言う葉凝芝。皇太后は、なせお前をここによこしたと?、そのいたずら好きの性格で他の宮殿に行けば3日で問題を起こし命が危ないからだ、と言う。
葉凝芝は御花園で4羽の鸚鵡を見たと言い、皇太后を連れ出す。
御花園へ行くが鸚鵡はどこにもいない。庭に連れ出す口実だったと分かる皇太后。葉凝芝は咲き乱れている花を見せようとするが、皇太后の沈んだ気持ちは晴れない。
皇太后は葉凝芝の話し方が皇后に似ていると話す。皇后様の姿態は熟知していると言う葉凝芝。皇太后がやってみせてくれ、と言い、葉凝芝は皇后のまねをする。それを見て皇太后は声をあげて笑う。そこに皇帝が。
殿中から出ないと聞いていた皇太后が楽しそうに笑っている姿を見て、何よりです、と言う皇帝。皇太后は、いたずらで面白い子のせい、と葉凝芝を見る。いたずらで面白いとは朕も興味がある、と皇帝は言う。
朗坤は皇太后が葉凝芝を気に入り、お共に連れ御花園へ行ったことを皇后に伝える。しかも皇后の物まねをし皇太后が爆笑したと。平静を装う皇后。
ただの侍女だ、皇后の私に本気で怒れと?、と朗坤に言った皇后だったが怒りが収まらない。皇后は葉凝芝の所へ行くと、両頬を何も言わずに叩く。私が何をしたというのですか?と言う葉凝芝。皇后は、言わずとも分かっておろう、と言うと、もう1回叩いて出て行く。
葉凝芝は宮女から、皇后様の用事で出かける、という魏広からの伝言を聞く。その直後、また四脚太監が現れ袋を置いて行ってしまう。足跡を追う葉凝芝。
葉凝芝が御膳房の前まで来ると中から人の声がする。扉を開けて中を覗いた葉凝芝は、紫鈴たちが接待をさせられているのを見る。
葉凝芝は紫鈴たちを連れて行こうとする。しかし朗坤から、皇后様が仰せだ、大臣方をねぎらうため梨花学堂の宮女を呼び接待せよと、と言われてしまう。さらに紫鈴からも御膳房から追い出される葉凝芝。
部屋に戻った葉凝芝は袋の中を見る。筒の中に入った文には、“明日、辰の刻に刺客が襲う。気をつけよ”、と書かれていた。
葉凝芝は斉に文を見せる。郊外で狩りをしている皇帝に知らせると言う斉。斉は重大な件のため他言無用だと言う。葉凝芝は斉のことが何だか気になる。
寝台で横になっていた葉凝芝は、厳寛が言った、“一月(ひとつき)後、町に葬儀と白布があふふれる”と、厳寛の目は死ぬのは私だと言っていた、と皇后が話ていたことを思い返す。
葉凝芝は皇后に会おうとするが、朗坤に阻まれて会えない。
辰の刻。輿に乗っていた皇帝が輿丁の2人に襲われる。1人は放たれた矢で亡くなり、偶然そばにいた葉凝芝がもう1人を刺す。しかし蹴り飛ばされてしまう葉凝芝。陛下は葉凝芝のそばへ行き、すぐに侍医を呼ばせる。
傷は重くないが、頭の後ろを打った葉凝芝はなかなか目覚めない。
刺客が陛下を襲い、助けた葉凝芝が重傷を負ったと知らせを受ける魏広。魏広は急いで皇宮へ戻る。
広宣宮。刺客は“陛下に恨みがあり襲った”と吐く。しかし皇帝は必ず黒幕がいると考える。さもなくば皇宮に入れぬと。
葉凝芝が目覚める。だが刺客が襲った時そばにいた葉凝芝は何か知っていたのかもしれないと疑われていた。皇帝は無理に審問せず、明日にするよう告げる。
皇后が葉凝芝の供述を読んでいると朗坤が来る。刺客は死ぬほど痛めつけても誰が黒幕か申しません、陛下の命で戒厳令を彦都から涵城に広げました、と言う朗坤。各地の駐屯軍も彦都に戻し警戒させると。
戻って来た魏広は葉凝芝がよくなり動いていると知る。
厳寛の入っている廷尉監獄を見つめる葉凝芝。そんな葉凝芝を見つけて魏広が駆けて来る。大事な用で出かけてたんじゃ?と葉凝芝が驚くと、君のほうが大事だ、と言う魏広。葉凝芝がもう大丈夫だと言い、魏広は二度と危ないまねはしないと約束してくれと話す。問題があれば教えろ、2人で解決しようと。葉凝芝は約束する。
厳寛と四脚太監のことを考えていた、厳寛が予言したの、“梁で最も権力がある者が死ぬ”と、刺客のことを知ってたの?、四脚太監も私に刺客の件を教えた、と言う葉凝芝。魏広は四脚太監のことは謎だが厳寛の狙いは天下大乱、傅貴妃に近づき皇后を陥れ龐貞と陛下を対立させた、厳寛は天下が混乱するほど喜ぶ、と話す。さらに予言についても、虚言で人を怖らがせその恐怖を持って人心を操る、厳寛は多くの官吏とつながっていて牢の看守も厳寛の手下、その者らから情報を仕入れてはさも予言のにように語る、と言う。
陛下はそれをご存知なの?と葉凝芝が聞く。もちろん、だが先帝の遺詔で厳寛を殺すことができない、七星灯に祈り先帝の寿命を8年延ばした、と言う魏広。侍医が全員“陛下は重病で死ぬ”と言い厳寛が祈祷したら治った、当時侍医らの家族が皆、奇病にかかった、厳寛が侍医を脅し先帝の前で嘘を言わせたのかも、と。
厳寛が牢にいる限り最悪の事態は起きないが、釈放されれば世は混乱してしまう。
“刺客の知らせを斉殿に渡しましたが…”、と書いてある葉凝芝の供述書を読んでいた皇帝。そこに葉凝芝が来る。葉凝芝は刺客が白状したか皇帝に尋ねる。
ーつづくー
皇后の平手打ちがすごかった( ̄▼ ̄|||)
皇太后の気を晴らすことは成功したと思うけど。
それにしても葉凝芝も気が強い!!
今まで身近にいなかったタイプの葉凝芝に皇帝は惹かれていってるような…。
それだけじゃなくて危険を顧みずに助けられたら、余計好きになっちゃうよねヾ(・ω・`;)ノ
葉凝芝が刺客を刺したけど、あれは簪だったのかな?
とにかく思ったより早く葉凝芝が回復してよかった‹‹\( ˙▿˙ )/››
急いで駆けつけた魏広の言葉も(⁎˃ᴗ˂⁎)
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葉凝芝が倍返し!と思ったら、今度は名探偵コナンばりに変事件を見事に解決しましたね。
でもそれがきかっけで、また今回も助けたことで余計に皇帝の目に留まってしまったようで・・・
先帝の遺詔で厳寛を殺すことができないという厳寛の謎は何となくわかったけれど、朗坤が謎!
最初は極悪非道だったし、梨花学堂の3人を連行したとかの横暴さはそのままで悪人みたいだし
朗坤が敵なのか味方なのか、イマイチはっきりとわからない。
葉凝芝と魏広を棺桶に入れて運んだのは、始末するためじゃなかったの?
ひょっとして2人を助けるためだったとか?
朗坤の顔の後に四脚太監の顔のアップで何となく似てたような気がするし・・はて(・・?
昨日のお茶会でも、朗坤含め、誰が敵で誰が味方なのか
その時々でわからない、、、とお話していました。
四脚太監のような、そうでないような。。。
そして、今回は、いよいよ皇帝の目に留まる流れに。。。
魏広と凝芝が早く結ばれてほしいですよね。
魏広が凝芝に対して、本当に細やかにケアをしていて、
鉄砲玉的な凝芝がうまく宮中で生き残っているのも
魏広のお陰ですよね。
予告がありましたが、予告の先も含めて、
来週の展開はどうなるのでしょうか。