葉凝芝(ようぎょうし)…ハー・ホンシャン
魏広(ぎこう)…シュー・ジェンシー 尚官局・轄司令
鄭淑君(ていしゅくくん)…ツァオ・シーウェン 皇后
朗坤(ろうこん)…ウェイン・ライ 尚官局・司正
「特別な木」
朗坤は、永徳宮で身を守る方法を考えろ、問題を起こせば引きずり下ろすぞ、と葉凝芝を脅す。その時は逃げることもできないと。
葉凝芝が宮中を歩いていると、輿に乗った皇太后が通る。輿のそばに髭をつけた魏広がいたが、葉凝芝は気づかなかった。
皇太后は皇后を茶に呼ぶ。しかし呼んだ本当の理由は朗坤の暴挙の件だった。現れた魏広は、 朗坤は兵を無断で使用し、それを私が陰謀を企てた事件にすり替えた、朗殿は口が達者だが密書が大理寺に届けば世に知れ渡る、その時は多くの者が巻き込まれ朝廷を脅かす、と話す。しかし、この件はすぐに忘れ二度と口には出さない、と言う魏広。皇后に選択肢はなかった。
自分の昰正が行きすぎだと傅貴妃から皇太后に言われてしまった皇后は、引き下がることができず厳寛に会いに行く。
牢にいる厳寛に味方になればすぐに出られると言う皇后。しかし厳寛はここに閉じ込められているのではなく、とどまるのは出る時ではないからだと言う。だが凌遅刑になった厳寛を救ったのは皇后だった。恩を返すため厳寛は御花園にある大榕樹の秘密を教える。
皇后は葉凝芝を御花園へ連れて行く。太祖が天芒山を登る途中、山を遮る大蛇と遭遇した、太祖は大蛇を切断したことで名をあげる、大蛇の息子の黒蛇が夢に出て太祖に敵を討とうとしたが夢の中で何度も戦い黒蛇は降参した、寛大な太祖は命を奪わず黒蛇を大榕樹に封印し、感謝した黒蛇の精霊は太祖に“苦境の時、ここに来れば願いを叶えてやる”と伝える、と伝説を話す皇后。しかし国師が、黒蛇の精霊の法力は強く非常に邪悪、願いは叶えられるが不吉なことも引き起こす、と言い、当時、国は平和で豊かだったため太祖は一度も願うことはなかった。
皇后は葉凝芝に木に向かって願いを言わせようする。欲望などないと葉凝芝が言うと、お前の仕事は私のために願うことだと言う皇后。
夜。朗坤を倒すには皇后の信頼を得なければいけないと葉凝芝は考えていた。しかし皇后のそば仕えでは命も危なく、いつも不安がつきまとう。魏広が近くにいれば、と思う葉凝芝。
葉凝芝は大榕樹の黒蛇の精霊に、伝説が本当なら魏広に会いたい、叶うなら、明日、会わせて、と願う。
梨花学堂。葉凝芝が宮殿のお菓子を持って来る。昨夜、1人で歩いている葉凝芝を見た花長使は、何かあった?、と聞く。仲間たちも心配し、明るくつらいことなんてないと言う葉凝芝。
葉凝芝が歩いていると、また輿に乗った皇太后が通る。衛兵として歩いていた魏広に気づき、葉凝芝は喜ぶ。
皇后の侍女・雪が承祥宮の侍女から預かったという文を葉凝芝に渡す。それは魏広からの文で、君が見た皇太后様の衛兵は私だ、だが朗坤の一件があり、まだ会えない、辛抱しろ、と書かれていた。よかった、と涙を流す葉凝芝。
葉凝芝は大榕樹の元へ駆けていき感謝する。
しばらくして承祥宮の侍女が魏広からの文を葉凝芝に持ってくる。急いで読むと、会いたい、亥の刻、永徳殿の蔵で、と書いてあった。
亥の刻。永徳殿の蔵へ行くと先に魏広が来ていた。抱きしめ合う葉凝芝と魏広。葉凝芝は泣きながら、寂しくて送れない文をたくさん書いたと話す。私も心配した、会いたかったよ、と魏広も言う。魏広は葉凝芝の母たちは北にいると伝える。
葉凝芝はどうやって衛兵になったのか聞く。
朗坤は災害救済の兵を私用していた。問題が露出すれば朗坤の首は飛び、皇后様も巻き添えを食らう。朗坤は皇后様の前で嘘の申し立てをし、口封じで私を殺そうとした。ある日、私は傷を負い、皇太后様に以前頂いた令牌で助けを求めた。私の父が処刑された時も皇太后様が魏家の力になってくれたと話す魏広。
魏広は、皇太后様と皇后様にも確執がある、私がいると知られたら波乱になるやも、皇太后様は時を見計らうようにと、と言う。皇后様は横柄だが皇帝の后、皇太后様はこの件を大ごとにしたくない、と。
朗坤は葉凝芝と魏広が一線を越えた仲だと皇后に吹き込む。信用させるため証拠を見せると言う朗坤。
宮中には朗坤の密偵がいた。魏広は密会がばれたら大変なことになると葉凝芝に言う。そんな話をしていると、互いの元に出した覚えのない“会いたい”という文が届いていたことが分かる。罠だと分かった魏広は葉凝芝を逃がそうとするが、2人とも兵を連れた朗坤に捕まってしまう。
永徳殿に連れてこられた葉凝芝と魏広。魏殿とは何もないと言っていた葉凝芝だったが、皇后の命で鞭で打たれる魏広に耐えられず、最初に私が魏殿に惚れました、皇宮の外で魏殿につきまとい相手にされないのに近づきました、でも魏殿は最初からずっと高潔でした、と話す。魏広も、凝芝をお許しくださればどんな命令にも従い援助も求めません、と言う。互いにかばい合う姿に、旧友を思い出した皇后。この光景には見覚えがあった。だが皇后のために尽くしたその感情は踏みにじられてしまった。
皇后は自分の立場を強固なものにするため、葉凝芝と魏広に協力して働くよう告げる。お前たち2人はお似合い、2人で朗坤の力となり宮廷に尽力しなさい、そうすれば過ちを許し官職を授ける、だがしっかり働かないと昔の過ちの分も処分すると。
葉凝芝と魏広は解放される。
鞭で打たれた傷を侍医に治療してもらった魏広。部屋にそっと来た葉凝芝は、たくさんの打たれた傷を見て涙を流す。魏広は葉凝芝を後ろから抱きしめ、かばってくれた礼を言う。そんな葉凝芝の背中にも魏広をかばって打たれた傷があった。魏広は侍医の置いていった軟膏を目隠しをして塗る。
軟膏を塗り終わると魏広は葉凝芝の肩を抱き寄せ、私が傷を負わせた、一生、君を裏切らない、宮廷は危険だ、様子を見て宮廷から脱出させる、外で私を待て、と話す。必ず君を正式に娶らねばならない、君が傷つくのを見たくないからだ、と。待ってるわ、と返した葉凝芝だったが、でもこの危険な状況であなたから離れられないと言う。
ーつづくー
黒蛇のおかげ(?)で葉凝芝は魏広と会えたけど、伝説によれば不吉なことが起きるって(✽ ゚д゚ ✽)
それは朗坤に見つかったこと?
それとも別にもっと大きな不吉なことがあるヾ(・ω・`;)ノ
皇后の話していた旧友って、皇后が好きだった人なのかな…。
感情が踏みにじられたって言ってたけど、もう亡くなっているの?
罠だったけど魏広が葉凝芝と会えて、どうやって侍衛になったのかを話せたのは良かった。
お互いにかばい合ったところも。
あと軟膏のシーンが面白くて(≧▽≦)
男女が軽率に触れ合うことは許されない、と言いながら葉凝芝に軟膏を塗る魏広。
きゃっ(*´艸`*)
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目隠しでちゃんと軟膏が塗れたのかな?
うちもたまに老人性乾燥用軟膏を背中に塗ってあげてます〜(´・ω・`)
きゃっ!これからは目隠ししなきゃ🤪
あ、私は決して塗ってもらう方ではないですからねっ😆
目隠し軟膏は難易度高いですよねw
ねこさんも見ない分愛情をこめてください~
それにしても、お願いしたのはいいものの、
大丈夫でしょうか?
朗坤も相変わらず面倒ですし、
姐姐が書かれているように、黒蛇も。
黒蛇に関しては、魏広が手を回したタイミングと
たまたま合っただけで、黒蛇とは関係ないといいのですけれど。。。