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中国ドラマ「独孤伽羅〜皇后の願い〜」第42話 あらすじ

2019年05月03日 14時03分37秒 | 独孤伽羅(中)

独孤伽羅(どっこから)…胡冰卿(フー・ビンチン) 独孤家の末娘
楊堅(ようけん)…張丹峰(チャン・ダンフォン)
宇文護(うぶんご)/太師…徐正溪(シュー・ジェンシー)
宇文邕(うぶんよう)/輔城(ほじょう)王…イン・ハオミン
宇文毓(うぶんいく)/寧都王(ねいと)…ゾウ・ティンウェイ
独孤曼陀(どっこばんた)…李依晓(リー・イーシャオ)


急いで独孤家へ行こうとした伽羅。振り返った伽羅は「子供の様子を見てくるわ。従兄の親戚で、ずっと独孤家に住んでる子なの」と楊堅に話す。「麗華だろ」と言う楊堅。驚く伽羅に「安心しろ、誰にも言わぬ」と言った楊堅は、自分も一緒に独孤家へ行くことにする。


独孤家。伽羅が高熱の麗華を心配し、楊堅は強い酒を持って来させる。軍中では酒で体を拭いて熱を下げたと。

麗華の体を酒で拭く楊堅。しばらくして熱が下がり、伽羅は楊堅に礼を言う。
「本当に怖かったわ。姉上に続いて、また愛する人を失うかと」と言う伽羅。楊堅は麗華が元気になったら楊家に引き取ろうと話す。伽羅は「それはまずいでしょ。麗華の出自は厄介だもの」と返す。それでも一生、独孤家で育てるのは無理だと、楊堅は「私は麗華を実の娘だと思って育てる」と言う。

「厚意はありがたいけど、もう少し考えさせて。麗華の出自は特殊だし、情勢が不安定でしょ。あなたを拒むわけじゃないけど…」と言う伽羅。楊堅は「分かっている。では、まず宇文邕と話を」と言う。伽羅は「なぜ邕と?」と聞く。「案ずるな。過去のことだともう割り切っている。宇文邕には娘に会いたければいつでも楊家に来いと。父娘の絆は断ちがたいものだ」と言う楊堅。

話を聞いていた冬曲が「まさか…楊堅様、麗華様は輔城王と伽羅様の子だと?」と楊堅に尋ねる。とぼけるな、麗華は伽羅を母、やつを父と呼んでいる、と楊堅が言い、あきれた伽羅が楊堅を外へ連れて行く。

「麗華は私に似てるし性は宇文だけど、生娘の私が産めるわけがない。あの子は…宇文護と般若姉上の子よ」と話す伽羅。姉上は以前、死産したでしょ、実は子は助かったの、あの子の目が証しよ、と。

楊堅が麗華の目を確認し、伽羅は「この目だと父親が誰かすぐに分かる。だからひそかに育ててるの。まだ分別がないからずっと私を“母上”と呼んでる。時々、邕も会いに来るから“父上”って」と言う。誤解が解け「麗華よ、大きくなったら父がうまい物を買ってやろう」と麗華に話しかける楊堅。

楊堅様の熱も下がったと笑う冬曲。まだ姉上の喪中なのよ、と止めた伽羅は「でも麗華を楊家に引き取れば、あの子も堂々と喪に服せるわね」と話す。
冬曲は「1つ解せません。なぜ麗華様のことを?」と楊堅に聞く。しかも伽羅様の娘だと勘違いなさるなんて、と。楊堅は「鴻賓院に行けば分かる」と言う。


鴻賓院。隴西へ帰る支度の手を止めず、淡々と折半する般若の物について話す曼陀。楊堅は「なぜ麗華は伽羅と宇文邕の子などと?」と聞く。曼陀は「違うの?伽羅の男は大勢いるわ。楊堅、あなたは何度も裏切られているのよ」と言う。怒る楊堅を止め「麗華の母親は私じゃないわ。般若姉上よ」と曼陀に言う伽羅。手を止めた曼陀は伽羅を見ると「父親は?」と聞く。伽羅が答えず、考えた曼陀は「宇文護?」と言う。

伽羅はうなずき「本人は知らないけどね。姪への優しさがあれば、この件は口外しないで。般若姉上は生前、必死にこの秘密を守った。麗華だって成長したあと知りたくないはず。自分の母親が父親に殺されたなんて」と話す。平静を保ちながら「いいわ、秘密にする。遺産をくれた姉上へのお礼よ」と曼陀は約束する。

実の姉妹なのに、なぜ何度も私を陥れるの?と伽羅が聞く。曼陀は伽羅の前まで歩いていくと「お前が憎いからよ。私の美や才能はお前や姉上に劣らない。でも側女の子ゆえ、見くびられたわ。般若姉上、お前、そして父上と李昞、みんなが私をこんな女にした。私の堅さんや幸せな婚姻を奪われた私は我が子を失った。これから気落ちして隴西に戻る。憎んで悪い?」と言う。私ほどの優秀な女がなぜ王妃になれないの、なぜ堅さんに嫁げないのよ、なぜお前が先に郡主になるわけ?お前たちが憎い、と。

さらに曼陀は泣きながら「なぜ姉上は逝ったの。産んだ子まですぐに死んでしまった。私はてっきり未来の皇帝の叔母になって華々しく隴西に戻れると思ってたのに。何もかも消えてしまったわ」と嘆く。そして「今後は互いに別の道を行く。その目障りな顔を二度と見せないで」と言う曼陀。

楊堅は「勘違いするな、私はそなたの堅さんではなく伽羅の夫だ。多くの者が証明できる。当初、そなたは私の官位の低さを嫌い、宇文邕を誘惑し李昞に乗り換えたな」と言う。そなたはひたすら人を欺き過ちを他者のせいにする、私も騙され心を奪われていた、なんと愚かだったことか、と。そして「そなたの言ったように今後は別の道を行く。隴西郡公夫人が都を去る際、我らは見送りに行かぬ。どうかお達者で」と言い、楊堅は伽羅を連れて部屋を出て行く。


般若は最期、伽羅たちの手を握り、独孤家の者は心を合わせて永遠に争うなと言っていた。楊堅と外に出た伽羅は「なのに…」と言う。楊堅は「本当に決別したわけではない。また、おのずと親戚として付き合える」と話す。

伽羅たちが行こうとした時、宇文毓の合図が上がる。急いで2人は皇宮へ。


雲和殿。伽羅、楊堅、宇文邕が拝謁した途端、宇文毓は吐血する。駆け寄る3人。宇文毓は宇文護に断腸草の毒を盛られていた。本来なら十数日後に発作が起こるが、宇文護を油断させるため、般若の死後、毎日、少量の砒素を飲んでいた宇文毓。この2つの毒を一緒に飲むことで猛毒と化したと宇文毓は話す。

宇文毓は「やつは朕の死後、“陛下は皇后様の後を追うように病没した”と天下に告げる魂胆なのだ」と言う。さすれば逆賊の謗りを受けずに玉座につけると。
毒のおかげで宇文護を出し抜けると思った宇文毓は、帝位は宇文護に断じて奪われてはならないと「朕亡きあとはお前が皇帝になれ」と宇文邕に話す。

驚いた宇文邕は、とても務まらないと断わろうとするが「先日、突厥に使者を送りお前の母親を捜した。母親はまだ生きているそうだ。アシナ大王のもとから迎える準備をしておる。朕が死んだのち、お前は即位し母親を皇太后に立てよ。これでお前の出自を蔑む者はいなくなる」と宇文毓から説得される。さらに宇文毓にひざまずかれ、宇文邕は皇帝になることを決心しうなずく。

宇文毓は楊堅を随州刺史に任じ、直ちに任地へ赴かせることを決めていた。今後、10年間、この任は解かれることはない。「随州がある東の国境は荒涼とした地だ。だが陳や斉に近い。しかも、そなたの父の兵が配されているうえ、伽羅の母親の一族からも遠くない。万一、何か起こっても、これで退路は確保できるだろう」と話す宇文毓。そして宇文邕と楊堅に、心を1つに、力を合わせて宇文護と闘って欲しいと言う。宇文邕は父の名に懸けて、宇文護を誅殺し敵を討つと誓い、伽羅たちも「私どもも誓います」とつづく。


すでに宇文毓は文武百官たちを呼んでいた。
支えられて玉座に座った宇文毓を見て、すぐに宇文護を呼ぶ哥舒。宇文毓は「御医によれば朕の命はいくばくもない。国は君主が欠けてはならぬ。だが朕には嫡子がおらぬ。そこで朕亡きあと帝位は実の弟に継承させる。輔城王・宇文邕だ」と告げる。さらに「皇后は生前、随州は東の国境の要地ゆえ、軽視せぬよう言っていた。よって驃騎大将軍にして左宮伯である楊堅を、随州刺史とし直ちに赴任させる。10年間は解任せず。転任も移動もない」と言う。これは朕の遺詔だと。

宇文毓は宇文邕に玉璽を渡す。
「朕の病が重いのは皇后を思うがゆえだ。太師は忠義に厚く臣下の鑑である。ぜひ皆には太師を手本として周のために刻苦勉励してほしい。そうであろう、太師」と宇文毓が言う。その言葉で皆は宇文護が来たことを知る。ゆっくり歩いてきた宇文護は「陛下のお言葉は絶対でございます。新帝にお祝いを」と言う。

宇文毓は虎符を手に持ち「軍を動かす虎符を返そう」と宇文護を近くへ呼ぶ。
宇文護は虎符を取ろうとするが、宇文毓は離さない。そして宇文護の耳元で「お前は朕を役立たずだと思っているだろう。しかし朕は死を恐れてはおらぬ。もうすぐ般若と会えるからだ。生きて床を共にし、死して同じ墓に入る。未来永劫、離れることはない。お前はどうやっても般若を奪えぬ」と言って笑う宇文毓。

宇文毓の胸ぐらをつかみ「よくも…」と宇文護が言う。大臣たちから非難の声が上がり、宇文毓は虎符を床に落として倒れこむ。「陛下が崩御されました」と告げる元福。そしてすぐに宇文邕が新帝として即位する。宇文邕は国葬の期間、各軍務を宇文護に任せることに。


独孤家の屋敷。使用人には支度金を渡し暇を出したが、独り身で帰る家のない家職は伽羅に頼み屋敷に残る。冬曲は伽羅と一緒に随州へ。
「私は戻ってくる。独孤の者がいるかぎり独孤家は滅びない」と冬曲に言う伽羅。

伽羅たちが門から出てくると、屋敷を見つめる曼陀がいた。「お前に会いに来たわけじゃない。私はただ実家を見に来ただけよ」と伽羅に言う曼陀。曼陀は屋敷を見てつぶやくように「いつの日か必ず戻ってくるわ」と言って馬車に乗る。

走り出した馬車を追いかけた伽羅は「私のことが嫌いでもいい。体を大切にね。この世にいる唯一の姉だもの」と言う。馬車の中で曼陀は涙を流す。

伽羅が肩を落として戻ってくると、独孤家の前で楊堅が待っていた。「案ずるな。曼陀はお天気屋だし、李澄を倒せた以上、隴西で幸せに暮らせる」と慰める楊堅。そなたは強そうに見えて、誰よりも情にもろいと。


ーつづくー


麗華が伽羅の子だと誤解していた楊堅と伽羅の会話が面白かった(*´艸`*)
会話は成り立っているけど、噛み合っていないみたいな。
ちゃんと誤解が解けたのもよかったし。
あと楊堅が麗華に「大きくなったら父がうまい物を買ってやろう」と言ったのも(*´꒳`*)
ただ曼陀に麗華が般若の子だと話したことが心配。
口外しないと約束はしたけど・・・。
そしてやっはり曼陀は曼陀のままだった。

般若に続いて今度は宇文毓が!!(✽ ゚д゚ ✽)
今までパッとしなかったけど(失礼)、最後の最後にいい仕事してくれたと思う。
宇文護にとっては、またしても帝位が手に入れられずで残念なことに…。
さらに追い打ちまでされてダメージが大きすぎるヾ(・ω・`;)ノ

宇文邕もまさか自分が皇帝になるとは思わなかったよね。
そして母親が生きていることも分かって。
早くお母さんに合わせてあげたい!!!



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1 コメント

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般若が去って (time)
2019-05-05 01:00:49
曼陀が去りました。
楊堅の言う通り、お天気屋さんですね、確かに。
しばらくはお静かにお暮しいただきたいです。

姐姐も書かれていますが、宇文毓があのようなことをするとは!!!
宇文護への当てつけが大きいのかもしれませんが、
般若が去った後、一人では乗り切れないことを考えてのことのようにも思えます。。。

麗華の誤解も解けて、これからは
楊堅と伽羅がどう距離を埋めていくかが楽しみです!
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