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最後はキミを好きになる!(19話)

2012年06月14日 13時29分37秒 | 最後はキミを好きになる!(台)
【出演者】
リン・シャオルー役…レイニー・ヤン
ソン・チエシウ役…ジョセフ・チャン
レン・イーシャン役…ワン・チュアンイー
タン・アイウェイ役…ティファニー・シュー
リッキー役…トム・プライス
ケン・シュオホァイ役…エイリアン・ホァン


朝の更衣室では指輪をはめていたことをシャオルーは覚えていた。モンチュンは「私が戻って捜すわ」と言い、シャオルーにはイーシャンの披露宴の食材を買いに行かせる。
指輪のなくなった指を見ながら「お前も念を押すの?借りた幸せも終わりだと」とつぶやくシャオルー。そして憎たらしい存在だった指輪が、無くなると慣れないと思う。そこにアイウェイとサマンサが来る。

晴れ晴れしく嬉しそうなアイウェイ。シャオルーが買い出しに行くと知り、サマンサとアイウェイも一緒に行くと言い出す。


アイウェイには新鮮な市場の匂いが体に合わなかった。「どこかで待つわ」とアイウェイは2人から離れる。
モンチュンが嘘をつきシャオルーの願いがチエシウの仕事の事だと言ったため、サマンサは「願いが成就しなくてつらい?」とシャオルーに聞いて来る。「彼のためというより、自分のためです」と答えるシャオルー。寝不足でいつも私に当たるからと…。そんな話しをしていと、チェン・アーチュエンが声を掛けてくる。

シャオルーがいなければ職人の苦労をチエシウは分からなかったとサマンサに話すチェン。仕事が無事終わったのも奥さんのおかげだと。そしてチェンは「頑固な夫には、手なずける妻が必要なんだよ」と言う。
久しぶりのチェンさん。そういえばチェンさんも頑固で奥さんに手なずけられてる感じだったな。(笑)

ずっと自分を見つめるサマンサに「何か聞きたいことが?」と言うシャオルー。市場の人たちとやけに仲がいいと思っただけ、と返すサマンサ。シャオルーは昔からの遊び場だったと話す。シャオルーはチエシウの子供時代のことをサマンサに聞く。

流感には必ずかかっていたと話すサマンサ。ある時、看病を続けてミスをしたサマンサはクビになってしまう。そして息子を育てるため皿洗いのバイトを半年続けることに。その手首には、皿洗いの時にできた傷があった。それから別の劇団が拾ってくれ、懸命に仕事をし「だから息子の行事はすべて欠席よ」と言う。
サマンサが忙しかったのも息子のため。一緒にいて欲しかったチエシウの気持ちも分かるけど、息子を大切に思っていたサマンサの気持ちが伝わるといいのにな。

成功すれば息子も分かると思ってたと言うサマンサ。でもいつの間にか母親とは認められなくなっていたと。その事をチエシウは知らなかった。
話が終わった頃、アイウェイが戻ってくる。
登録していたサマンサのお見合いに誘われたシャオルー。遅く帰ればチエシウと会わずに済み、アイウェイも2人きりになれると考えたシャオルーはつき合うことに。乗り気じゃなかったアイウェイもシャオルーが行くと知り一緒に行くことにする。
アイウェイも子供の頃の話を聞きたかったみたいだけど、もう終わったってサマンサに言われちゃうの…。サマンサとシャオルーがどんどん仲良くなっていくからアイウェイはヒヤヒヤかも。


サマンサのお見合いの場所はクラブだった。そのクラブにチエシウと社長たちも来る。
実はサマンサのお見合い相手は、チエシウの社長だった。仮面をしていたが、お互いに気づくサマンサとチエシウ。チエシウはシャオルーがいることにも気づき、その場から連れて離れる。

胸元を強調した服を来ているシャオルーに自分の上着をかけるチエシウ。今までサマンサが戻るたび尻拭いをしてきたチエシウは、まるで警察のほうがお袋の家族みたいだ、と言う。

社長と話していたサマンサに"ハオツ"という男が声を掛けて来る。「君のためだけに踊るよ」と言うハオツにサマンサはチップの小切手を渡す。ハオツはこれを飲んだら今夜一晩ハイな女王になれるとサマンサに薬を…。
ハオツは陰で「今、肥えた獲物を釣ったところだ」と電話をかける。

ハオツがいなくなり、残された小切手を持ちながら「どう落とし前つける」とサマンサに因縁をつけてくる支配人。サマンサが脅したせいでダンサーがいなくなったと。ショーでハオツを見るのが楽しみだった客も金を返せと騒ぎ出す。

支配人はチエシウにハオツの代わりに10分踊るように言う。これ以上の騒ぎを避けるため、シャオルーはチエシウを説得しようとするが、チエシウは「この人とは無関係だ」とサマンサのために踊ることを拒否。サマンサに「尻拭いさせるくらいなら、永遠に帰国しないでくれ」と言い帰りそうに。

シャオルーはチエシウを引き止め、思い出の他にも感謝することがあると、サマンサから聞いたことを話す。皿洗いの時の傷も息子への愛の証だと。それでも母親にそばにいてほしかったチエシウは、そんな自分の思いを理解してくれない母親を母親の資格がないと思っていた。

「両親は選べない」と言うシャオルーに「なら今から選んでやる」と怒鳴るチエシウ。「ソン・チエシウ」と怒るシャオルーの頬をサマンサは「息子に何て口を聞くの」と叩く。息子の言うとおりこんな母親は要らないと。

母から捨てられたシャオルーは、目の前に現れた母があなたのように困っていたら私が絶対守ってみせると涙を流す。そしてチエシウに「母親と呼べる人さえいないの。すごく知りたい。今頃どこにいるのか?元気なのか?私を思い出すのか?そんな簡単な事も聞けない。私に比べたらあなたは恵まれてる」と言う。


チエシウは社長とトニーに頼み一緒にステージに立つことに。
フラダンスの衣装でステージに現れた3人。チエシウはシャオルーの顔を見て力を抜いていく。「私が初めてコンテストで入賞した時、アロハを踊ったの」とつぶやくように言うサマンサ。その時を境に見に来なくなったチエシウ。「私が嫌いなのね」とサマンサが言うと「嫌いだったら覚えてるわけありません」とシャオルーは言う。そして、受けた傷にこだわるのは、それだけ大切だからだと話す。
サマンサもだんだんシャオルーの人柄を分かってきて、初めの印象と変わってきたような気がする。


ーつづくー






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