中国ドラマ「招揺(ショウヨウ)」#11 あらすじ

路招揺(ろしょうよう) 役…バイ･ルー
厲塵瀾/墨青 (れいじんらん/ぼくせい) 役…シュー･カイ
琴芷嫣(きんしえん) 役…シアオ･イエン
柳蘇若(りゅうそじゃく) 役…ミー･ルー
琴千弦(きんせんげん) 役…リー･ズーフォン
姜武(きょうぶ) 役…ダイ･シュー



「誘惑の成果」


門主が清派殿までご足労を、と暗羅衛が南山主・顧晗光(こかんこう)を呼びに来る。顧晗光は薬をゆっくり用意し、安思にいつもの所へ届けるように言って渡す。暗羅衛が催促すると、急かすな、私が行けば必ず助かる、と言う顧晗光。


袁桀に厲塵瀾は、これは決定だ、と言う。その時、立ち聞きしていた招揺が袁桀に見つかってしまう。激しい音がし、暗羅衛たちが駆けつける。下がるように言う厲塵瀾。
袁桀は宗門と手を組むのを承服せず、宗門の小娘が、と招揺に言って無悪殿を出て行く。袁桀が宗門を恨んでいることを思い出す招揺。

袁桀は、元は宗門の門徒だった。しかし妻子を殺されてしまう。その場に現れた招揺は、女子供を相手に大勢で卑怯だと言って袁桀の助太刀をした。

阿大に首を片づけさせた厲塵瀾は、夜は度胸がいいな、と招揺に言う。なぜ昼間のように規則を守らぬのだ、と。私は師匠の愛弟子だし、規則は破るためにあるでしょ?と言う招揺。招揺は、この前、また路招揺が夢に現れましたよ、と話す。どんな様子だったか厲塵瀾が聞く。招揺は、立っていただけです、このまま待ちの姿勢ですか?相手は亡霊ですから師匠は不利です、呼び出してみては?、と答える。

呼び出せるのか?と言う厲塵瀾。招揺は、今は無理です、でも文献を調べれば方法が見つかるかも、と言う。
招揺が机の上にあった果物を手にとって美味しそうに食べ始める。厲塵瀾はかつて果物を招揺と一緒に食べた時のことを思い返す。明日、千刃崖の蔵書閣に行き文献を探すといい、と言う厲塵瀾。


小艾は宗門の娘が生意気すぎると林子豫に話す。この前はもっとおどおどしていたくせに人の性格がそう簡単に変わるでしょうか?と。明日、江州へいく林子豫は見張るよう頼む。


無悪殿にいたはずの琴芷嫣が歩いているのを見た袁桀。袁桀は琴芷嫣を襲おうとする。しかし地下牢の入り口まで来た琴芷嫣の前に、柳滄嶺には会わせられない、と阿大が出てきたため何もできない。


衣冠塚に来た厲塵瀾は果物を置く。君なのか?とつぶやく厲塵瀾。


江州。林子豫と溯語と戦っていた姜武。溯語に法力を封じ込めた剣で切られた姜武は、小毅と小恩を先に逃がせ、自らも逃走する。

姜武は千塵閣の閣主が琴千弦だと知り恨みを募らせる。


滄嶺に会えなかった琴芷嫣は、招揺に何とかしてもらおうとする。琴芷嫣が霊薬を渡したと聞き、だったら大丈夫よ、死にはしないわ、今は時機を待つのよ、と言う招揺。
琴芷嫣は昨日、袁桀と会ったことを話し、路招揺より凶暴だと聞くけど本当なの?、と聞く。そうよ、私には忠実だけどね、私が何者かを明かしさえすれば厲塵瀾への復讐を助けてくれる、と招揺は答える。

琴芷嫣は厲塵瀾はいい人だと言う。門徒を罰する時も農作業を命じた、普通だったら痛い目に遭わせると。しかし招揺は手ぬるい処罰は禍根を残すだけ、その手ぬるさがどんな結末を生むか今に分かる、安っぽい慈悲のせいで私に討たれて全てを失うと話す。


日暮れになり招揺は蔵書閣へ行く。
厲塵瀾が先に来ていたと知らず、書物を声に出して読み始める招揺。厲塵瀾が声をかけると、いつからいたの、と招揺は驚く。
霊魂についての書物を読んでいた招揺に、続きを、と言う厲塵瀾。招揺が師匠もこういう話に興味が?と尋ねると、厲塵瀾は路招揺に会いたいと言う。私に会って完全に消すつもり?と思う招揺。

招揺はわざと厲塵瀾に抱きつくようにして棚の一番上にある竹簡を取ろうとする。しかし厲塵瀾に誘惑はきかない。それでも諦めず、師匠の瞳は夜空の星のようですね、と招揺が言う。その言葉は酔った招揺に墨青が言われた言葉と同じだった。驚く厲塵瀾の表情を見て、この手が好みなんだ、と思った招揺は口づけしようとする。だが拒絶される招揺。
招揺は最近、稽古に集中できない、気が足りないせいね、体内の気を整える丹薬をいただけませんか?と頼む。落ちてきた竹簡が頭にあたり、招揺が痛がっている間に厲塵瀾はいなくなってしまう。しかし棚の上には丹薬が置かれていた。


蔵書閣からの帰り、招揺は袁桀を見かける。正体を明かす絶好の機会だと思った招揺は声をかけるが、袁桀は話を聞かず襲いかかってくる。そして袁桀に剣で腕を刺されてしまう招揺。招揺はその剣に血を吸い取られる。


部屋に戻った招揺は琴芷嫣に手当てをしてもらう、このことを厲塵瀾に話すつもり?と聞く聞琴芷嫣。招揺は言わないと答える。復讐には袁桀の力が必要だと。
袁桀が自分への恩や初心も忘れ、宗門と結託した可能性もあると考える招揺。さらに袁桀が琴芷嫣の血で何をする気なのかも気になる。


鑒心門の広間。袁桀は琴芷嫣の血を吸った剣を柳蘇若に渡す。約束を守った袁桀は、今後は一切、関わりなしだ、と言う。そう言わず、陸奇の命以外に必要なものがあれば伺います、と柳蘇若は言う。

柳蘇若は広間に袁桀を残し、剣を持って洛明軒のもとへ行く。しかし剣を使うが洛明軒は目覚めなかった。

広間に戻った柳蘇若は袁桀にだまされと思い、陸奇の敵を門徒に討たせようとする。反撃した袁桀だったが、宗門で騒ぎを起こせば万路門でも立場がないのでは?、と寒月に言われ、決着は必ずつけると言い残し去っていく。


袁桀が持ってきた血は役に立たなかったと遅天明に話した柳蘇若。袁桀が偽ったと疑った柳蘇若だったが、あの様子では本物らしい、きっと男性の血でないと駄目なのね、と言う。柳蘇若は琴千弦の血を今度は採ろうと考える。
裏で片付かないなら正々堂々と頂くわ、宗門の安泰に優れた門徒に警戒を促すべき頃合いよ、と柳蘇若は言う。


万路門の地下牢から滄嶺が逃げる。戯月峰に向かったと言う暗羅衛たちの声を聞く招揺と琴芷嫣。すぐ捕らえろと。
慌てる琴芷嫣に、薬は飲んでる?、と招揺が聞く。前に渡した霊薬では命はつなぎとめられても牢を逃げ出すほどの回復はできなかった。琴芷嫣は泣き出し、あの薬を滄嶺にあげたと話す。滄嶺が死んでも運命だと言う招揺。


ーつづくー


蔵書閣での招揺と厲塵瀾が面白かった(≧▽≦)
さすがに上の棚にある竹簡を取ろうとするのには無理があったような…。
そしてそして厲塵瀾がむっつり助平って!!!
口づけしようとして飛ばされた招揺も可笑しかった(* ˃ ᵕ ˂ )b
そうそう、この蔵書閣は天井がないの?
建物じゃない?
それとも透明なの?

本当は招揺の血だものね。
洛明軒は目覚めないよね(;´д｀)ﾉ
それにしても、自分が洛明軒のために犠牲にしておいて陸奇の敵を討てって言う柳蘇若。
相変わらず自分勝手。

滄嶺はどうなってしまうのー!?(✽ ﾟдﾟ ✽)
薬のおかげで、かなり強くなってはいたけど…逃げ切れないような?
しかも戯月峰に来ようとしているみたいだしヾ(･ω･`;)ﾉ



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